[コメント] 明日に向って撃て!(1969/米)
他人の手でどうこうされてしまう明日など意味は無い、自分の力が手に入れられる明日が明日なのだと言う潔いかっこ良さ。
この手のアウトロー達が出て来る映画はホントかっこいいと思う。
何故なら、それは生きている事の純度が徹底的に高い気がするから。
彼らは食いたい時に食い、女を抱きたい時に抱き、強盗したい時にしたり、 「今その場」でしたい事をすると言う、今この場で生きている事の痛快さを凄く楽しむからだ。
だから彼らには明日など必要無い、 未来の乗り物自転車も必要無いし、仕事をするのにやり辛いと思えば、次の仕事場を夢見るのだ。
もちろん、彼らも移った仕事場が現状と何も変わらないのを知っている、 しかし、普通に来てしまう明日よりも、自分達の意思と行動で手に入れられる明日を手に入れるのが彼らの明日なのだ。
他人の手でどうこうされてしまう明日など意味は無い、自分が手に入れられる明日が明日なのだと言う潔いかっこ良さがこの映画にはある。
「俺達も年をとった」だと、笑わせんな本心ではまだまだ全然コレからだ、と思っているクセに。
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