[コメント] ベティ・ブルー/愛と激情の日々(1986/仏)
決して、愛情が激しすぎるがゆえに破滅してゆく男女のすがたを描いた作品ではない。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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どうしても、男女の破滅みたいなものに気を取られてしまうが、一番大事なのは、べティーはすべてをゾルグ(べティーの恋人)に残して逝ったという事だと思う。べティーは彼の作家としての才能を導きだしただけでなく、自分自身の力までもすべてをゾルグに捧げてしまった。べティーが弱くなってゆけばゆくほど、彼はかつてのべティーのようにどんどん強く攻撃的になってゆく。そして、最後は自分の恋人までも殺してしまう。
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