[コメント] ガス人間第一号(1960/日)
結構人間臭い事を言い身体的に人間の領域を逸脱したガス人間と、しゃなりとした物腰で人とは思えない程の美しさの藤千代。どちらかと言うと藤千代の方が人にあらざる者であるかの様な印象を受ける。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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面をつけて舞いを舞う藤千代、もうそこには人では無く、この世のもので無い人格を超えた異形の者に見える。
一方、それを見るガス人間、こちらは凄く人間臭い。
彼女を愛する事によって、自分が煙の様なあやふやな存在では無く、 誰よりも人間らしく生きたいのだと願う人間的な浅ましさが見えるからだ。
そしてラスト、ガス人間はその死を大衆の衆目に晒す、 しかし藤千代は燃え盛る業火の中でその姿も見せずに死ぬ。
イヤミすぎる程に彼女の死は美しい、
花に例えると夜に咲く花、月下美人の様だ。
・・ちょっと臭い事言い過ぎたかな?
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