[コメント] ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998/英)
最高でした!最高の展開でした!最高の治療法でした!今まで借りパクされていた事に対する怒り憎しみという現代医学では治療不可能な何ともやりきれない癌細胞がMTVではちょいと知られた無免許名医ガイリッチーの108分という短時間の手術で沈静化しました!でも、終わりと同時に再発。(やはり惜しい…でも、そいつとは縁を切りたいのでもう終わりにするハァ…)
内容は、はったりかましのタランティーノの『レザボア』『パルプ』が嫌いな人間としては、断然展開とテンポと色々な事柄が内包されたハイソな面白さとプロレタリアな面白さが同居したこっちが上。でも『スナッチ』を見た後に見たのですが、『スナッチ』は単なる焼きまわしで、オリジナルではなかったんですね。それって、凄くヤバいですよね。回転寿司のコンベアに皿がだけ流れているって事ですよね。つまりネタ切れって事を意味するのでヤバいですよね若いのに。
だから、幾多の監督が行き詰まりで過去の自分の作品からアイデアを何度もワンパターンで使用して監督業を死守しようと醜く頑張ったよう(頑張っているよう)な道をガイリッチーには歩んで欲しくないので、違った展開や掘り下げた心暖まる血が出ない話を次回は是非作って欲しい。このままではミュージックビデオ出身の映画監督は、ちょいとオシャレなカメラワークで若者に媚びを売って生きるワンパターン野郎になってしまう!くどいようだが次回は別物を!!別物の化物を!!
《ガイリッチーへの蛇足助言》
「ガイリッチーよ、疲れているのか?もう自分の過去の作品の話をまネタりせずに少しネタら?ネタ後は頭スッキリだからイイネタ浮かぶかもよ!!次回作がマドンナ(まーどんな)話しでも見るけどよ!」
2002,3,20
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