[コメント] 典子は、今(1981/日)
当時9歳。生まれて初めて「障害者」という人を認識することになった作品。初めて目にするその人はとても明るく、なんでもこなせる凄い人でした。そういう意味で、僕にとってご本人が出演された意義は大きかったと思います。
20年経った今でも、「こんなの無理だよ」とか思っている状況の時に、ふと靴下を履いている様子やご飯を食べる様子が頭をよぎることがあります。だからといって「うん!俺だってやればできるんだ!行くぞ!」とまで思えるわけではないのですが、ちょっとだけ元気になります。
障害者だから明るくなくてはならない、障害者だから頑張らなくてはならない、というのが却って障害者の方々の足かせにならなければ良いなとも思うのですが、初めて目にした障害を持った方がこの人で良かったなとも思ったりします。その後お会いする障害を持った方々に、悪いイメージを持つことなく接することができるようになっていたので。
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