[コメント] ギリーは首ったけ(2001/米)
よい悪趣味とはこのこと。スキだらけなのにスキがない。
本家(ファレリー兄弟)と比べると少し弱めかな、と思いながら見ていたら、あの最高にセンスがいいラストシーンとは!。これのせいで★1つ増えました。よくよく考えてみると最初のキャストロールと途中のセリフでおもいっきりラストのネタバレをしているといっても過言ではないのですが、スキだらけなのにスキがないという不思議な構成の利を生かし、途中忘れさせるほどのスピーディで切れのイイ展開に圧倒され、ラストに見事にハマってしまいました。
皆さんも指摘されるあの詩の感動的な部分はクリス・クラインの純でバカで繊細なボンクラぶりが見事に相まっていて確かに良かったです。しかし『愛ここにありて』での詩の朗読シーンも感動的だったのを考えると何かそっち方面の才能もあるのではないかと勘ぐってしまいます。でもやっぱりこいつには『ハイスクール白書』のお人好しのバカジョックスやこれのような役の方がハマってますね。
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