[コメント] ロード・オブ・ザ・リング(2001/米=ニュージーランド)
実は期待してませんでした。観た人から「長い!暗い!難しい!」と聞いてたし。原作も難易度高いらしいし。その分、素直に「面白かった」といえる。でも、「面白ければ3時間も厭わない」覚悟がないと評価最悪になるかも。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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見終わった後に、かなり集中していた緊張感が「ふっ」とやさしく抜けていったことが印象的でした。終わり方がよかったんでしょうね。
どうしても比較されてしまうだろう『ハリー・ポッター』が「ジュブナイル」、としたら、『ロード・オブ・ザ・リング』は「文学小説」なんでしょうね。年齢的な感じ方の「重み」がはっきり分かれてました。
不満は実は多いです。まず、「副題」に「字幕」が無かったこと。これは戸田さんのミス?意図?。次はリブ・タイラーの登場の仕方。そこだけ浮いてる。あと、9人の仲間の説明。そこで初めて登場する3人の説明があまり無いため、サウロンの指を切り落とした剣が出たときに、アラルゴンとボロミアの区別がつかなかったし、ボロミアあんた誰?と最後まで思ってたし。あと、悪役が魅力無いのもね。
いっしょに観ていた観客は「死と別れ」でぼろぼろ泣いていた。僕は違った。これは「心の弱みと友情」に感動する映画なんだ!そう思わせてくれた映画に拍手!!
で〜も〜、これが★5なら、『ムーラン・ルージュ』は★7と思っているので、アカデミー賞競うコレが、あんまり良すぎてもこまるんだけどね。
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