[コメント] 蒲田行進曲(1982/日)
雷に打たれたのでした。
わたしの邦画の観念をくつがえした映画。初めて観たのは四年くらい前の深夜、テレビででした。坂本竜馬の映画かと、何気なく観ていたら、そこに出てくるヤス、銀ちゃん、松坂慶子のズンドコっぷり、役者達と、スタッフ、監督の熱気が画面からぷんぷん匂って、頭にズガーーーーーーーンって感じでした。なんだか解んないくらいの熱気と臭いがありました。これが初めて観た深作欣司監督作品であり、ある意味初めてちゃんと観た日本映画でした(好きな役者が出てるからとかではなく)。日本映画がこんなにエネルギッシュであほみたいに真剣勝負なのに感動しました。 しばらくボーっとして、ある意味カルチャーショックでした。それから、深夜映画で出会った「あ、この邦画面白いなー」と思ったもの(『人生劇場』『忠臣蔵外伝四谷怪談』)はほとんど深作作品でした。 『蒲田行進曲』は、わたしの中でキラキラしています。
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