コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] マルサの女(1987/日)

「面白くなければ映画じゃない」日本映画再生の期待を一身に背負っていた伊丹十三の大傑作。
まー

映画が好きな人でも、邦画が好きかどうか、その中でもとりわけ、

伊丹十三を認めるかどうかは、その人の価値観を決める判断材料

のひとつだと思います。

世相を切り取るオンタイムなテーマや、ユニークな登場人物達、

執拗なディティールの追及、アイロニーに富んだ演出、

などなど評価すべき点はいろいろありますが、

なんといっても観客の目を惹き付けて離さない物語展開の上手さ

が、この監督の持ち味。

端から毛嫌いする人がよくいますが、色眼鏡を外せば、

少なくともこの3作目までは本当によく出来てる映画だと

認めないわけにはいきません。

(評価:★5)

投票

このコメントを気に入った人達 (4 人)直人[*] いくけん[*] ひでぼう おーい粗茶[*]

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。