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[コメント] 戦場にかける橋(1957/英=米)

受動的にではなく、能動的にドキドキできる。
カフカのすあま

自分から入り込まないと得られないドキドキ。子どもの頃観たのと、大人になって観たのとで大きく印象が変わるのはそのためなのかもしれない。

生きた証に何かを後世に残したがるのが人間。でも、人間がやっとの思いで作り上げたものを自ら壊すのが戦争なのだ。

だから派手な爆撃戦をみせなくたって、悪者VS正義の対比をことさらに強調しなくたって、戦争は描ける。戦争がちゃんと個人レベルの問題に下りているのに、浮かび上がってくる図は巨視的。

(評価:★5)

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