[コメント] サイモン・バーチ(1998/カナダ=米)
感動した。テーマだけじゃない、楽しめて、美しくて、テンポが良くて・・・・・だからこその感動です。
素直に感動しました。そして、何度も見たくなりました。
テーマについては、一般的な健常者から観た障害者像を上手に描いていると思いました。最後のジム・キャリーを観て主役はジョーだったんだなあと再認識してしまい、できればサイモンから見たお話にしてほしかったとも思いました。でもそうすると、多くの人に響く作品になったかは疑問です。
私が感動したのは、まずイアン・マイケル・スミスの魅力です。このキャラクターが大好きで、何度も見たくなるのです。
そして、物語のテンポの良さと一つ一つのエピソード、会話が楽しく展開していて、ひとつひとつのシーンをまた見返したくなるのです。これが本当なら重いお話になりがちなテーマを楽しめる映画に仕上げていると思います。
さらに良いのは、映像の美しさです。美しい背景を存分に映し出しているとともにカメラワークが非常に良くて、全編を包み込んでいます。
感動したいけど、重苦しいのはいやなタイプの私には、ぴったりの映画です。
障害というテーマをこんな風に映画にできることは素晴らしいと思いました。
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