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tkcrowsさんのコメント: 更新順

★3ホワイト・プリンセス(2004/米)フォレスト、どこかに出ていたっけ?特にイメージのなかったケイティだったが、途中で可愛く思えてくるのは女優として合格。物語自体も可愛いし、安心して楽しめる。でも、こういういたって平凡かつ無難すぎる映画、定期的につくる意味ってあるのだろうか。確かに日本でつくられづらいタイプの作品ではあるけど。[投票]
★4ハプニング(2008/米)掴みが上手い。そして一気に最後まで見せきる力量はこの監督ならでは。でも、見終わった後の軽いダマサレタ感も相変わらず。つまり結局は「何故?」に対して「納得させてもらっていない」わけだ。怖さだけは味わった。幽霊やモンスターよりも殺人鬼よりも、もっとも怖い風景のオンパレード。[投票]
★5WALL・E ウォーリー(2008/米)笑えてドキドキしてホンワカ。無機質の物体が様々な表情を感じさせ、最後には愛情さえ覚えてしまう。内容はいたって辛辣で皮肉たっぷりの硬派寄りのSF。いわゆる、理想のフルコース。一連の実写が亜流、続編化とどんどん陳腐化していくのに、ピクサーだけが孤高の存在になっていくのは、実はヤバイ状況なんだけどね。[投票]
★4マジシャン・プレスト(2008/米)にくたらしくもカワイイうさぎとクールを装ったマジシャンのコンビは、昔ながらのスラップスティック・アメリカンアニメの定番。最後のまとめかたも納得のオチで、なにやら懐かしい気持ちにさせられた。古くて新しい「アニメ」。[投票(1)]
★320世紀少年 第1章(2008/日)原作未読。キャスティングはすごい。でも、それだけ感が蔓延。膨大な情報量の咀嚼ができていないまま上っ面だけ撫でた印象があるのはキイとなるメンバーの個性が(あれだけ子供の頃の描写を挿入しているのに)ほとんど伝わってこないからだ。思うに3部作と決め付けず、ハリポタくらいの連作覚悟でやってほしかった。[投票]
★4バンテージ・ポイント(2008/米)後半に行くに従い畳み掛けのスピードが増し、見事な群像劇となる。この事件の一連が短時間に起きたことだとわかるとき、一種のカタルシスも味わえる。余計なことを一切行わず、それぞれの関係性の希薄さもほどほど。まさに映画としての凝縮した展開を楽しめた。[投票(2)]
★4DIVE!! ダイブ(2008/日)全体的に丁寧なつくりで脇の若者たちも決して捨て駒ではない描き方が好印象。ちゃんと体を鍛えて役に臨んでいるのもわかるし、汗を見せたがるど根性型ではない、いささかストイックなつくりが「飛び込み」という競技とマッチしている。脚本のドラマ配分も的確。思わぬ拾い物。 [review][投票(1)]
★2シャカリキ!(2008/日)すべての素材が調理されないまま食卓(=レース)に出された印象。主人公の魅力が薄く、周囲の仲間たちも輪郭がぼやけている。そもそもこの作品、すべてが上っ面で若者たちの心の葛藤など描こうとすらしていない。音楽だけがCD買おうかなと悩んだくらいカッコイイ。[投票(1)]
★3うた魂♪(2008/日)ゴリたちの歌唱は絶頂期の東京キッドブラザースそのままで確かに熱い。前半のつかみギャグがあからさまに客に媚を売りすぎで作品全体の印象を弱くしているが、後半の展開は高校生らしい清々しさを感じさせ何とか持ちこたえている。息子の学校では音楽の授業でこの作品を見せ、発声方法のサンプルとしているという嘘のような本当の話。[投票(1)]
★4ぼくたちと駐在さんの700日戦争(2008/日)とことん頭の悪そうな高校生と駐在の「お遊び」を上手くまとめている。悪戯の悪質感は低い(かつ、憎めない)ので安心してバカ笑いできた。終盤のエピソードはちょっと無理矢理感があるが、さわやかに終わるので良し。佐々木の演技力には感心。市原は演技が短絡的でちょっと壁に当たっている感じ。[投票(1)]
★3Sweet Rain 死神の精度(2008/日)皆さん仰っているようにオムニバス風ではあるのだけど、ちゃんと繋がっているのがミソ。とはいえ、それが上手く出来ているかというといささか疑問。最後の冨司の「お手伝い」なんて(そうである意味はわかるけど)あまりに取ってつけたよう。主題はなかなか遊べそうな内容だっただけに物足りなさが残る。[投票]
★5つみきのいえ(2008/日)ナレーションなしの海外版を見た。決して表舞台に出ないような小品であり、美しく哀しい回顧譚だが、パステルの線のひとつひとつは力強い。コマーシャリズムを一切含まない作品の製作は今後も難しいだろう。しかし、それでもこういった作品を作れる日本人がまだいることを心から誇りたい気分である。 [review][投票(1)]
★3必殺!III 裏か表か(1986/日)お約束を破るなら。 [review][投票]
★4ヘアスプレー(2007/米)人の価値は容姿ではない。が、たえず笑顔でいられる人は3割増で美しく見えるのは確か。このトレイシーも同様で、こんなにキュートな女の子はそうそういない。差別問題も殊更に大きく見せないことで、肌の色なんて些細なことと思わせてくれる。優劣関係なく、みんな均等に「それなりのおバカ」なのが素敵。[投票]
★4X―MEN ファイナル ディシジョン(2006/米=英)力づくな正義と魅力的な悪という理想的な構図がシリーズFinalまで維持できただけでこの三部作は「よくやった」といえる。最後の締めとしては些か強引ではあるが、一応収まっている。残念ながら様々な確執がひとつにまとまっていく秀逸な1と比べると、何度も観られる作品と言い難いが、監督の渾身の力技を見せてもらった。[投票]
★3ゾンビーノ(2006/カナダ)思いっきりブラックなジョーク満載の日本では絶対作られないタイプの意外な拾い物。出ている対象がゾンビというだけで全員が真面目にコメディに取り組んでいるのはステキ。キャリー、お母さん役似合うなあ。[投票]
★3ハンティング・パーティ(2007/米)娯楽作であることは守っているものの、意外とマジメに作っていて、この事実を訴えようと言う姿勢があり、好感が持てる。ギアは髪の毛の色だけで年齢がグンと若くなるのが驚き。[投票]
★3アドレナリン(2006/米=英)そもそもA級を望んでいない分、B級としてどれくらい頑張っているかを余裕を持って確認できた。結果、ジェイソンは相変わらず。ヴァンダムほどカッコつけてない分、アクションスターとして3枚目も十分いけそう。みんながお尻お尻言うもんだからお尻の登場をこころ待ちにしてしまったぢゃないか。[投票(2)]
★2人のセックスを笑うな(2007/日)プロットだけ渡し自由に演じてもらっているのか、それとも一字一句綿密な脚本が引かれているのかは不明だが、作中に漂っているのは「演じ者として」の緊張感であり、ドラマとしての緊張では決してない。我々は物語のどこにも入り込めず、たえず傍観しかできない世界。こういう世界が好きな方々に高評価であるのはわかる。が、自分が到底寄り添えない世界であることも確かだった。少なくとも自分には苦痛を強いられた2時間15分。 [review][投票(4)]
★3超劇場版 ケロロ軍曹2 深海のプリンセスであります!(2007/日)オレンジ色の風景にはもう飽きたものの、フラッシュバックなどはなかなか好みで点が甘くなる。低学年狙いアニメでも油断すると結構がんばっている作品に会えるものだ。どこかで見たようなムリヤリ感は終始つきまとうが、TV版を見たことが無い自分には許せる範囲。[投票]