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tkcrowsさんのコメント: 更新順

★4キャプテン(2007/日)ほとんどの登場人物の演技の稚拙さが欠点ではあるが、至極マジメに快作をつくりあげている。野球ドラマは野球そのものがドラマチックなため、得しがちではあるが、自分は努力という「溜め」と成果という「瞬発力」が大好きな日本人。やっぱりこの作品を押さずにはいられないのだ。[投票(1)]
★3KIDS(2007/日)「こういう風に描写したい」という気持ちがわかっただけに歯がゆさ満載の惜しい作品であった。それよりも原作所以なのかどうかは知らないが、結末で何も解決されていないのが気になった。世の中を変えられるかも知れないテーマに対し、解消できたものがあまりに小さいのが残念。[投票(1)]
★3Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!(2007/英=仏=独=米)こんなところにロシュフォール発見。デフォーもだけど、ある意味すごく贅沢な使い方で思わずニヤリ。笑いの次元は小学生レベルだけどそれでもホンワカできたのは悪いやつが出ていないからかな。悪意がないのに周囲に迷惑かけまくりのヤツ、会社でもいるいる。一番攻略しづらいんだよなあ。[投票]
★4ミスト(2007/米)原作未読。近年、稀に見る最悪な結末で見終わった後に軽いコメディを見たくて仕方なかった。こう思わせてしまえたのはたぶん製作人たちの思惑通りであり、私は少なくとも見事にやられた。実際、クリーチャーよりも人間の怖さが際立ったのはさすがダラボン。単なるB級には終わらせなかった。[投票]
★3エリザベス・ハーレーの明るい離婚計画(2002/米=独)軽いコメディとして楽しめるが、送達人というシステムがあること自体が米国の結婚生活の闇というかなんというか、最初のとっつきが悪い。ヤツラ、わざわざ神の前で永遠の愛を誓うくせにあっさり別れるからなあ。[投票]
★1少林少女(2008/日)聞きしに勝る失敗作品。要は『少林サッカー』と『カンフーハッスル』の合体を夢見たのかも知れないが、換骨奪胎どころか頭の悪い模倣に終わっている。せめてラクロスだけに集中し、メンバーのキャラクターをハッキリするだけでも少しはマシになったろうに。この監督の品質のバラツキには唖然とするのみ。 [投票]
★5パコと魔法の絵本(2008/日)物語の単純さを補って余りある「とことんまで手間隙かけた映像」に感激。監督の前作・前々作を見ている観客は、実際そこは期待して当然な前提であるものの、それを大きく凌駕したビジュアル。徹底したデフォルメにより、俳優たちも中途半端さがない。毎回、これ以上は無理だろうという我々の思いを越える提示がなされるのは驚嘆のひとこと。パコが自分の娘だったら絶対嫁にやらないだわさ。 [投票(3)]
★3ミラクル7号(2008/香港)誰が目立っていたかと言うとあまりに極端な主人公クラス以外の人物たちであり彼らに限っては悪くなかった。難しいのはダサさとギャグとマジメさの境界線があまりに微妙で、笑いならぬ「苦笑」レベルで終始してしまった部分だ。『グレムリン』あたりの軽さを狙ったのだろうが、遠く届かず。[投票]
★5マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋(2007/米)ひねりも見当たらない他愛も無い物語なのだけど、映画の使命のひとつだと思っているワクワク感と温かみを十分与えてくれたから、あえての5点。未曾有の金融不況の真っ只中、殺伐とした現実におかれた昨今だからこそ、価値が倍加しているのは否めないけど。 [review][投票]
★3クライマーズ・ハイ(2008/日)力作ではある。あの広いセット(新聞社)の統制が取れているだけでもスゲエと思える。が、結果それだけに終わった感もある。リアルタイムであの事件を見聞きしているだけに、もっとあの絵空事のような大惨事をちゃんと伝えて欲しかった気がする。期待は確かにでかかった。 [review][投票(5)]
★4ガチ☆ボーイ(2007/日)もうひとつのネタと学生プロレスの組み合わせはあまりにも強引だろうと敬遠していたのだが、実際は見てみるとブレーンバスターさながらの力技で強引にねじ伏せられた印象。たとえ学生プロレスであろうと、登場人物たちは真剣そのものというのが勝因だろう。ちょっと熱くなれたぜ。[投票]
★5ミトン(1967/露)表情の少ない登場人物に我々が想像力を補完して完璧な世界を紡ぎだすという理想の世界。小さな宝物に思える儚い一遍であり、時間的にも長くとも短くとも失敗した絶妙な出来。[投票]
★2最終兵器彼女(2006/日)凛とした前田は一人で生きていける強さを持っており、原作での目立たず、どこから見ても頼りない「ちせ」のイメージとかけ離れている。実はこの部分がもっとも重要なキモであり、その女の子が最終兵器であるギャップが作品の魅力の9割であった自分にはマンガの実写化における「義務放棄」としか思えなかったのだ。[投票(1)]
★3インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国(2008/米)口をアングリ開きっぱなしで見続けられたことは確かだけど、観て一晩寝たら物語の1/3は忘れている、そんな映画。それよりもケイトがずいぶん安い女優に見えて仕方なかった時点で憎しみさえフツフツと。アクションてんこ盛りだが妙に凡庸に思えるのは様々な作品で「あの手この手」に慣れてしまったから、だけでもあるまい。[投票(1)]
★2サウスバウンド(2007/日)切実さがまったくない、あまりに狭い世界での『いちご白書』もどき。おぼろげながらTVで全共闘をリアルに見られた私にとって、「自分を持っている人たち」としてちょっとアコガレがあったのだが、この作品で、これがそうだ!なんて言われちゃうとあまりにガッカリ。子供を犠牲にする両親、カッコワルイ。[投票(2)]
★4クワイエットルームにようこそ(2007/日)この「着地点を求めていない」物語は結局何も解決しないまま終わる。皆さんが仰る「重さ」は、この後日譚が決して軽々しく「再出発」といえないのが分かっているからであろう。この監督の今回の妙味は、気負った前作とはまったく違っていた。彼の舞台の持ち味がやっとここに来て出た。[投票(1)]
★3歓喜の歌(2007/日)正直観たかったのは、ダブルブッキングにおける互いの丁々発止であった自分にはあまりに予定調和で肩透かし。これだけ個性的な面々を用意しておきながらそれぞれの私生活も描ききれずに失速。落胆が大きいのは期待の大きさの裏返しだけど、この仕打ちはあんまりだ。[投票(1)]
★3劇場版 BLEACH MEMORIES OF NOBODY(2006/日)息子には思いっきりツボの作品だそうだが、自分にはどうにもいまいち。理由は主人公たちの「切実さ」が見えてこないからだろう。まあ、死神たちに切実さを求めても仕方ないのだろうが。[投票]
★4劇場版 NARUTOナルト 大興奮!みかづき島のアニマル騒動だってばよ(2006/日)終盤のスピード感はひたすら感心。アニメってこういうことができるから強い。キャラクターの動きは『ジャンパー』のスタッフ陣に見せてあげたいくらい。敵役にもうすこしアクが欲しかったとか、あまりに物語が短絡的とか注文はあるにはあるが、子供向けと思えば文句はないし、このシリーズではもっとも楽しめた作品だった。[投票]
★3劇場版 NARUTOナルト 大激突!幻の地底遺跡だってばよ(2005/日)忍者に西洋甲冑のミスマッチが巧く噛み合っていないが、いつものカタルシスは得られる。映画であることの意義はちょっと見出せなかったが。[投票]