[コメント] 春夏秋冬そして春(2003/独=韓国)
ごめんなさい。これはもう、惚れた弱みの5点満点。金基徳、マンセー!(04.11.12@OS劇場C・A・P)
人生についての映画を作ってきて、最終的に全てが自分に還ってきてしまったときに、「じゃあ自分で演じてしまおう」という直截さに参ってしまう。
ただの「単純バカ」「出たがり」と言ってしまえばそれまでですが、
でもわたしには、
キム・ギドク映画の「悲痛」は彼自身の悲痛であり
キム・ギドク映画の「残酷」は彼自身の残酷である、ということの、
この映画は、あまりにも端的な「顕われ」であり「告白」であり「宣言」であるなあ、と思えてならないわけです。
そして、その抜き差しならなさに、大変興奮してしまいました。これはもう、惚れた弱みってやつよね。
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