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[コメント] 大脱走(1963/米)

脱走する手段に感心して、戦争の怖さを実感して、スティーブ・マックィーンの活躍に心を躍らせた子供の頃。大人になって大脱走が実話と聞かされた時は、改めて彼らの勇気に敬服した。
さいた

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







大脱走の制作中にスティーブ・マックィーンが「英雄を演じさせてもらえなければ役から降りる」と言ったそうだ。スティーブは大脱走のヒルツの役では英雄として不服だったのだ。一人で逃げて捕まったり、脱走に必要な情報を提供する役だけでは、英雄とは呼べないと考えていた。スティーブは自分の発案で脚本を書き返させた。そして新たに付け加えられたシーンが、”バイクでの逃走劇”だ。これで彼は英雄に値すると意気込みを新たにしたらしい。作中でもわがままな役柄だったが、実際にも生意気な人物だったとは実に面白い。本人そのものが役柄にピッタリと納まった訳だ。

(評価:★5)

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このコメントを気に入った人達 (6 人)死ぬまでシネマ[*] ぱーこ[*] スパルタのキツネ[*] G31[*] かっきー[*] Osuone.B.Gloss[*]

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