きいすさんのコメント: 点数順
怒りの葡萄(1940/米) | 逆境の象徴としての「嵐」と「闇」のなか、ただただいいわけをせず存在し続ける、前に進むことによって自己存在を証明していく。凡百の映画ではとても敵わない、強い強い癒しの映画。 | [投票] | |
アバウト・ア・ボーイ(2002/英=米=仏) | とにかく、30代シングルにはおっそろしくよく解る。 [review] | [投票] | |
甘い生活(1960/伊=仏) | 群集の中の孤独。所詮、みんな何者かに支配されている限りは真実の自由、解放などは存在し得ないという諦観。束縛への情景はすべてのSM思想を凌駕する。 | [投票] | |
天国への階段(1946/英) | 「ファンタジー」などという平和なカテゴリーがまだ存在しなかった戦争の記憶が色濃く残るファンタジー映画。主たるテーマは裁判シーンの方だろう。平和なる現代人には断然前半だね。あとはマリウス・ゴーリングの上手さ。 | [投票] | |
逢びき(1945/英) | 主人公2人が逢っている時は、いつも伏し目がち。そういう演出も細やかでいいですね。家にいるときは「愛」をしていて、外にいる時は「恋」をしているシリア・ジョンソンがうまいな。 | [投票] | |
赤い砂漠(1964/仏=伊) | 人生のオアシスをたずねてひたすら砂漠を彷徨う映画。そこに委ねられないと退屈かも。ショット1つ1つがユトリロの絵画みたいで「アントニオーニ美術展」にたいな感じ。 | [投票] | |
田園交響楽(1946/仏) | 目で映画を観れるだけ幸せ、ということか? [review] | [投票] | |
眼には眼を(1957/仏=伊) | アリ地獄とはまさにこれでしょうな。「偶発」が「自発」に変わっていくその過程 がコワい。でも、フランス人て、ホント他国の文化を見下してる人たち(特にアフリカ、アジアなんか)。 | [投票] | |
愛人ジュリエット(1951/仏) | 何か知らないが気がついたら夢中になってた。記憶のない夢の世界が甘美であればあるほど、そこには重い現実がのしかかっている。大戦中、ナチスドイツに囚われていたフランスの苦悩と逃避。 | [投票] | |
地下室のメロディー(1963/仏=伊) | 良薬口に苦し。結局ラストがすべての映画だと思うが、 [review] | [投票] | |
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル(2000/日) | ジャングルを行くしんちゃんと友だちとの会話のやりとりが超シュールで、でもちゃんと可笑しいんだよね。パラダイスキングのデザインは、ソウルトレインを死ぬほど見た身にはそれ自体が完成されたネタ。ドン・コーネリアスが出てるかと思った。 | [投票] | |
革命前夜(1964/伊) | 田舎モノの一念発起ムービー。イデオロギーが先か、精神成熟が先か? | [投票] | |
姿三四郎(1943/日) | 躍動感が持続しているのでエネルギーがある。高堂国典、大河内伝次郎、志村喬など、セリフが聞き取りにくい人ばかり出てる。 | [投票] | |
フリック・ストーリー(1975/仏=伊) | キャラクターの対比は見どころですが、寡黙な演技ならやっぱりジャン・ルイ・トランティニャンの方が似合う。 | [投票] | |
女王陛下の007(1969/英) | 年貢を納めたジェームズ・ボンドというだけでも価値ありあり。 | [投票] | |
ウエスタン(1969/米=伊) | ハーモニカ、それに導かれる悪も美しい。埃にまみれたブロンソンとフォンダなら尚のこと。 | [投票] | |
イヤー・オブ・ザ・ドラゴン(1985/米) | アメリカのアウトロー社会もの、だからオリバー・ストーンにもマイケル・チミノにも御しやすい題材。スパイのチャイニーズの青年が上手い。 | [投票] | |
酔拳2(1994/香港) | アニタ・ムイが面白すぎる。誰かこれを主役にして映画作ってください。 | [投票] | |
スターシップ・トゥルーパーズ(1997/米) | 彼の映画を観ておりますと、アメリカのバカな部分を描くのが、多分今世界で一番上手い。出撃前に女の子とピットにいるところ、死ぬほど笑えました。 | [投票] | |
ダイ・ハード3(1995/米) | シリーズと切り離して作った方が面白かったと思う。オープニングの「サマー・イン・ザ・シティ」はとにかくカッコいい。主題歌引用の見本。 | [投票] |