きいすさんのコメント: 点数順
フレンチ・コネクション2(1975/米) | ジョン・フランケンハイマーの刑事ものは面白い。ちゃんと体を張ってる刑事だから、勘にも説得力がある。「さらば友よ」のベルナール・フレッソンの続編と観ても面白いかもね。 | [投票] | |
アニー・ホール(1977/米) | 「好きな女性にどう思われているか」で男は死ぬまで悩む。 | [投票] | |
乙女の祈り(1994/英=独=ニュージーランド) | だんだん壊れていってるのに、主人公の2人は「だんだん完璧になっていってる」と思ってる。破壊美と信仰美って表裏一体なのね。 | [投票(5)] | |
シンシナティ・キッド(1965/米) | レイ・チャールズの主題歌がハード・ブルースみたいでカッコいい。 [review] | [投票(2)] | |
影の軍隊(1969/仏) | 映像は、ヨーロッパの暗の部分を美しく写している。集団行動が始まったとたんに映画のテンポが落ちていくのが惜しい。リノ・バンチュラの1人称にする方法もあったか? | [投票(2)] | |
あなただけ今晩は(1963/米) | ビリー・ワイルダーにしてはちょっと脚本が重い。だから笑いやペーソスなど、外にはじけ出てくるものがその分希薄になってしまっている。ディテールにこだわる人だけど、もうちょっとリズム、テンポにこだわった方がよかった。ジャック・レモンの描写は、もうちょっとはしょってもいい。 | [投票(2)] | |
海の上のピアニスト(1998/伊) | 夢には賞味期限がある。 [review] | [投票(2)] | |
A.I.(2001/米) | 素材がキューブリックで料理がスピルバーグ、出来上がった料理は味つけの濃い山菜料理になってしまった。人間になりたいロボットのお話は、これから100年ぐらいはもういいです。 | [投票(2)] | |
地獄の黙示録(1979/米) | オープニングとラストの演出のテンションが違いすぎて、この点が弱い。ジャングルの奥地に王国をつくる、という判断は、狂気というより幼稚で正気な行動でしょう。だから自分のことを正気と思ってる狂気集団=アメリカ軍に暗殺されちゃうんだよ。 マーチン・シーンはパシリとして適役だけど。 | [投票(2)] | |
終電車(1981/仏) | 地下で生活するハインツ・ベネントの生き様の鋭さと、地上で生活する劇団員たちの生き様のヌルさと、両者を往来するカトリーヌ・ドヌーブの妖しさと。地上に、ハインツ・ベネントの存在感に張り合う人物がいないのがもの足りない。 | [投票(1)] | |
哀愁(1940/米) | 時代考証に合わせて観ればいい映画だけれど、今も昔も通用するかというと疑問点が。お話が戦争=極限状態という図式に頼り過ぎていて、100%はなじめませんでした。 | [投票(1)] | |
影なき狙撃者(1962/米) | もうちょっと刈り込めばもっと面白く見れると思った。ストーリー上、ジャネット・リーは要らないんじゃないの?確かに60年代の映画でこのサイバーな感じは異常事態。 | [投票(1)] | |
ピンク・フロイド/ザ・ウォール(1982/英) | ロックはロックでいい。映画にする必要はない。よくできた、とは思いますが、シド・バレットの代わりにボブ・ゲルドフでは志が低い。 | [投票(1)] | |
燃えつきた納屋(1973/仏=伊) | 演出が力不足ですね。ちゃんとサスペンスに集中すれば「ファーゴ」や「シンプル・プラン」に、なった? | [投票(1)] | |
アラン・ドロンのゾロ(1974/仏=伊) | アラン・ドロンが息子のために作った映画ですよね。敵役のスタンリー・ベイカーがいいです。 | [投票(1)] | |
ル・ジタン(1975/仏=伊) | ジョゼ・ジョバンニの独壇場。ファミリーに対する執着心は、ほとんどフランスの石井ふく子である。 | [投票(1)] | |
異邦人(1968/仏=伊=アルジェリア) | 主人公ってこんなにぷよぷよ? | [投票(1)] | |
雄呂血(1925/日) | 儒教精神へのアンチテーゼ。家長絶対の精神の限界を叫ぶ。自明の理も他人様からみれば理不尽になる。「ラストに怒りが爆発」系映画の嚆矢。特にブルース・リーは観てそうだなあ。 | [投票] | |
コンドル(1975/米) | 殺し屋マックス・フォン・シドーが主役だったらよかったのに。もし悪役が彼じゃなかったら、映画のテンション相当落ちると思うなあ。 | [投票] | |
ジーザス・クライスト・スーパースター(1973/米) | 10代のころならばもっとギンギンに観れただろうな。あと、スクリーンで観たい。TV画面じゃセコくていかん、この映画には。 | [投票] |