★5 | 暗闇に押さえ気味に差しこむ青白い光や錆びた赤など。その色彩設計の何と端正なこと。奇を衒わず安定した構図を黙々と切り取るカメラワークも、ひたすら端正。 [review] (くたー) | [投票(5)] |
★5 | メルビルのベスト3に入るある意味では青春映画。 [review] (セント) | [投票(1)] |
★5 | シモーヌ・シニョレって男たちの中にいても全然違和感がないなあ。 (24) | [投票(1)] |
★4 | レジスタンスにはヒロイズムなどない、ということ。つまり、組織(ここではナチ)に対峙するために出来た組織もまた、それ自体構造的に欺瞞が蔓延し腐敗してゆく。理想なチームワークとそれを率いる美しいリーダーシップなど、観念でしかないことを、この映画は身を削って描こうとしているように見える。 (エピキュリアン) | [投票(3)] |
★4 | 一人称視点で描かれる序盤40分は1カットも弛むところが無く真に圧倒的。視点が数人に拡散される中盤以降はちょっと散漫になるが、緊張感は持続し得ている。それはひとえに蒼を基調とした端正な画面設計のおかげだ。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 強大な武力に思想と意志で抗う抵抗者たちは、まるで死者のように表情(感情)を自ら殺し続ける。彼らは何をもって成果となすのだろう。抜き差しならぬ状況を生きる悲壮が画面から滲み出ている。国家の存続と国民の生の境界が曖昧になってしまった者たちの悲壮だ。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★4 | リノ・ヴァンチュラは何をやらせても存在感がある。ボスの顔は忘れたが、眼鏡のあの顔は覚えている。その存在感を上回ったのがシモーヌ・シニョレ。彼女を主人公にしてもよかったのでは。 (KEI) | [投票] |
★4 | 暗くて陰惨なレジスタンス活動をリアルに描いてる。レジスタンス活動を英雄的に描いた『パリは燃えているか』と比較してみるのもいいかも。 (AONI) | [投票] |
★4 | ナチスに対抗したフランスのレジスタンスの物語。実話の重さをひしひしと感じる。 (ゆっち) | [投票] |
★3 | 映像は、ヨーロッパの暗の部分を美しく写している。集団行動が始まったとたんに映画のテンポが落ちていくのが惜しい。リノ・バンチュラの1人称にする方法もあったか? (きいす) | [投票(2)] |
★3 | 霞がかった風景やコントラストの強い映像はカッコイイけど、中身が劣る。 (ドド) | [投票(1)] |
★3 | こちら側と向こう側を隔てる施錠の音がやたら怖いです。 (黒魔羅) | [投票] |
★3 | 静かだがテンションは高い。しかしその重苦しいエネルギーにひいてしまった。今度見るときは気圧されないように気合をいれて鑑賞しよう。 (ハム) | [投票] |
★3 | 淡々と進む話の流れを断ち切ってでもいいから得意の陶酔型描写を見せて欲しかった。ムーディな叙情描写を旨とする人が見せた転向とも言える叙事的語り口を評価する向きがあったにせよ俺には平板としか感じられなかった。シニョレの圧巻の存在感は見物。 (けにろん) | [投票] |