[コメント] パッチギ!(2004/日)
泣いちゃったね。歌と暴力がカタルシスとなって、涙と一緒に流れていくラスト。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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前半、少々もたつく。説明的な台詞が勢いをところどころ止めてしまう。丁寧に時代を語ろうとする親切さからか、少々ぬるい。ここはやっぱ、ダーン!とけんかして、ガーっと笑わして、バーン!と恋に落ちて欲しいところ。
しかし、チェドキの事件のあとの感情的加速ったらない。棺桶が入らないエピソード。長老の「お帰りください」の重さ。
そして、川をはさんだ集団の対決。桃子の出産。そしてコウスケの歌。
「けんか」と「歌」。映画のカタルシスを存分使ってくれる。
見終わった後のさわやかさと後味のよさ、そしていつか和解できる未来まで信じさせてくれるのは、この盛り上がりゆえだ。
ひとつ疑問。昔っから、朝鮮系の子のケンカっていうと出てくる「頭突き」。プロレスラーの技にもあったね。この映画でもそうだけど、なんで?・・頭蓋骨、強いの?
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