[コメント] セトウツミ(2016/日)
シナジー効果というよりもライス。なんつーか、そんな映画。
下手な漫才より面白いんだけど、ネタと役者二人の演技力におんぶに抱っこの印象。
大森立嗣の映画って、なんか重いんですよ。 『まほろ駅前多田便利軒』が分かりやすいんですが、大根仁が演出したテレビ版とは全然テイストが違う。何が原因なんだか分からないんですが、画面が重苦しい。 この映画も同様。なんかこう、重厚な映画の体で映画が作られている感じがするんです。それが悪いとは言いませんが、少なくともこの作品では内容と画面がマッチしていない。ずーっと重苦しいから、本当に重いシーンで切れ味がない。
マンガの実写化に望まれることって相乗効果だと思うんです。 でもこの映画の場合、原作は知らないので推測ですが、白米がライスに変わった程度なんじゃないかと。この映画の言葉を借りれば。
(16.11.05 ユジク阿佐ヶ谷にて鑑賞)
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