みんなの前でいつもバカなことばかりやって、みんなを笑わせて、その人の周りはいつも楽しい気分に満ちている。

私はそんな「おバカなことができる人たち」が大好きです。　そして自分も常々そうなりたいと思ってる一人。 笑いで人を楽しい気分にする。　落ち込んでいる時、一番うれしかったりするのがこの励まし方だったりしませんか？ さっきから隣にいて何やらバカなことばっかり言ったり行動したり、見ているうちにだんだん悩んでる事なんか どうでも良くなっていつのまにか笑わされている。　「おバカなことができる人たち」って偉大ですよ。

それは頭の回転がとても速く、きちんと場の状況も読める冷静さも持ち、今自分はどうするべきか（ボケるべきかツッコむべきか？）を 瞬時に判断できる彼ら彼女らに与えられた才能です。 （たまに場の空気とか読めなかったり無神経ネタを連発したりするヤツがいるが、そいつは本気でおバカなだけです。この人たちとは違う分類のおバカ）

「いっつもバカばかりやっていてあの人何も考えてなさそう、ていうか悩みもなさそうだよ」…なんて思ってたらそれは大間違い。 この人たちほど考えている人たちはいませんぜ。　そして普段バカなことばっかりやっていて、結構ヒドい扱いをされたとしても（それも 実はおいしいと思ったりする）みんなが楽しければそれでいい、そして自分も楽しい方がいい、と常に奉仕とポジティブな心を持っている人たちです。

ところが一人で居る時などは実はものすご〜くおとなしかったりします。例えばこの人たちと二人きりでいたりする時などや、こちらがなかなか予想もつかない行動をした時などに本当の彼らの部分を見せてもらえたりします。　いつもバカばっかりやってるあの人、よくよく観察してみると実はテレ屋だったりしません？。

人を笑わせる事ばかりしている彼らが、思いがけず他人になにかお返しをしてもらったりすると、すごくうれしくて素直にお礼言いたいんだけど、テレてしまって「ここはまた笑いを…」とやっぱり笑いで返してしまう。 これがほんの一例。　まだまだありますよ。ぜひ観察してみてください。

ああ、かなり映画の内容からそれてしまいました。　ええと映画ね映画。　ライアーライアー。 初めから奥さんが夫の前で他の男とぶっちゅぅ〜なんてするので「ええ！？」とかなりのツカミはあると思います。

そしてジム・キャリーの息をつくヒマもない変幻自在、怒涛のジム・キャリーショー。　もう飛ばしまくりです。 やがて物語の内容がだんだんと明らかになり、自分の息子がかけた願いが叶えられ「約束を守れない口先だらけのウソツキ男」が 自分の得意とするウソが１日だけつけなくなってしまう。その思い悩む様をこれでもか、これでもか！のサービス精神たっぷりで 見せてくれます。　（あ、そうだ顔中に「ＢＬＵＥ」と正しい方向で書いてあった場面はオカシイ。ちゃんと意識して逆にしない限り自分で書いたら文字が逆になるはずなのに。　さすが器用なジム・笑）

そしてやがてウソの塊であった自分に気づいた主人公が取る行動は…。　ここからもなかなか目が離せません。これでもか！ これでもか！と暴れまくってくれます。　

　ラストなんて子供のせいにしてぇー。とちょっとニンマリしちゃいました。

ね？テレ屋でしょ？

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ジム・キャリーは私が↑で述べた要素に当てはまる人だと私は思っています。 エンディングのＮＧ集を見ていても絶対そうだ、と。　元はかっこいいのに（昔からずっと思っていたぞ）そうは見えない ほど崩して崩して体を張り、笑いを取ってくれるこのサービス精神。　ブラボー。 それと同時にＮＧ集でも、作品の中であっても、彼の素顔も垣間見れたりする良い作品だと思います。　

だからジム・キャリーって好きなんです私。　同じ理由で志村けんもね。（顔じゃないよ）