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イヴ・デ・ボノの映画ファンのコメント

アンジェラの灰(1999/米=アイルランド) フライボーイズ(2006/仏=米) ゴースト・イン・ザ・シェル(2017/米) エンダーのゲーム(2013/米) インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(1994/米) サルバドル 遥かなる日々(1986/米) ザ・ウォーカー(2010/米) イン・ドリームス(1998/米) ライフ・オブ・デビッド・ゲイル(2003/米=独)が好きな人ファンを表示する

けにろんのコメント************

★4フライボーイズ(2006/仏=米)緑のフランス田園地帯の上空で繰り広げられる複葉機の空中戦の最中に敵パイロットと交わす視線の騎士道精神も少女との別離の哀惜もジェームズ・フランコのハニカミ笑顔とともに郷愁の彼方に消え去っていく。切ないまでにオーソドックスでクラシックだ。[投票]
★3ゴースト・イン・ザ・シェル(2017/米)高踏的哲学っぽさは過去の因縁話が加味され融解し絶対悪は悪辣企業で最後にはやっちまえーのアメリカン単細胞展開。芸者ロボの宮崎チックな動きのみ良い。たけしは日本語可の条件下で尚台詞を全くものに出来てない。その点かおりは大したもんだ。[投票(2)]
★4エンダーのゲーム(2013/米)最前線はモニター内に閉じ、青春の青汁めいたドラマの主舞台が殆ど屋内に終始する拡がらなさも終局で納得するしかない。ヴァーチャルがリアルを侵食し生命は不可視領域で肉片と散る現実を徒に否定するでもなく従容とその先を模索する。取敢えずは肯定したい。[投票(1)]
★4インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(1994/米)バンパイアが日常に介在する18世紀の退廃と闇と死の匂いが肝要だが、そこは、まあ欠点も無く美術も豪奢だ。ただ、やっぱ違和感は配役。ピットバンデラスは根っからやおいの匂いが皆無。能天気クルーズのみが異様な輝きを放つが闇も遠ざかる。[投票]
★4ザ・ウォーカー(2010/米)運ぶ男と奪う男。逃げる女と追う男。シンプルなテーゼを事後の虚無的な荒廃世界に描きマカロニウエスタンの復刻として堂に入っている。ヒューズ兄弟の演出はそれなりに抑制され、あざとさ臨界ギリギリ線上。老夫婦宅の攻防の長回しはご愛嬌か。[投票(6)]