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ヴィンセント・ミネリの映画ファンのコメント

ベルズ・アー・リンギング(1960/米) ヨランダと泥棒(1945/米) バラの肌着(1957/米) 可愛い配当(1951/米) お茶と同情(1956/米) 走り来る人々(1958/米) 晴れた日に永遠が見える(1970/米) 花嫁の父(1950/米) ジーグフェルド・フォーリーズ(1946/米) 踊る海賊(1948/米) いそしぎ(1965/米) 巴里のアメリカ人(1951/米) 二日間の出会い(1945/米) ザ・スター(1976/米=伊) 若草の頃(1944/米) バンド・ワゴン(1953/米) 明日になれば他人(1962/米) 炎の人ゴッホ(1956/米) 悪人と美女(1952/米) 恋の手ほどき(1958/米) ブリガドーン(1954/米) 底流(1946/米)が好きな人ファンを表示する

ぽんしゅうのコメント************

★4花嫁の父(1950/米)喜びと悔しさ。安堵と寂しさ。祝福と恨み言。見栄と現実。花嫁の父の頭の中は、そんな本音と建前が入り乱れる究極の右往左往状態。茶目っ気あふれるスペンサー・トレイシーのドタバタを笑いながらふと我にかえり、娘を持つ身の私の頬は引きつるのでした。[投票]
★3巴里のアメリカ人(1951/米)ずいぶんぬるい展開だなと睡魔をこらえて眺めていたら、最後の20分で画面が覚醒する。なんと唐突な映画的スケールの飛躍。すべては、このジーン・ケリーレスリー・キャロンの大演舞を見せたいがための、良く言えば序章、ホンネは時間つぶしだったのか。 [review][投票(2)]
★4若草の頃(1944/米)別れぎわの消灯やハロウィンの焚火など夜、つまり「危うくも無邪気な背伸び」のシーンが美しい。大人の入口にいる娘(ジュディ・ガーランド)や、まだ幼い少女(マーガレット・オブライエン)にとって、「夜が作り出す記憶」こそが思い出の宝庫だからだろう。[投票(2)]
★3バンド・ワゴン(1953/米)いま観ると、スタンダードサイズで切り取られた画面が右へ左へと動きまわり、いささか性急すぎるようにも、また逆に窮屈そうもに見える。それだけ、踊り歌う彼らを縦横に追うカメラ(視線)フレームの動きが大胆で自由だといことだ。それが演者への信頼の証し。 [投票(1)]
★4炎の人ゴッホ(1956/米)むさ苦しくゴツイ風体ながら、生真面目な小心者。その神経質で不器用なゴッホの生き様がカーク・ダグラスの好演でストレートに伝わってくる。今でもゴッホの自画像を見ると、カーク・ダグラスを連想してしまう。[投票]