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「止まることを知らない流れの果てに」(ことは)の映画ファンのコメント

メルシー・ラ・ヴィ(1991/仏) シーズンチケット(2000/英) シューティング・フィッシュ(1997/英) 恋人たちのアパルトマン(1992/仏) プロヴァンスの恋(1995/仏) 恋におちたシェイクスピア(1998/英=米) 十二夜(1996/英) マーサ・ミーツ・ボーイズ(1998/英=米) スライディング・ドア(1997/英=米) パリのレストラン(1995/仏) タイタニック(1997/米) アパートメント(1995/仏=伊=スペイン) 理想の結婚(1999/英) リトル・ヴォイス(1998/英) 他人のそら似(1994/仏) ターミネーター(1984/米) すべてをあなたに(1996/米) シーズ・オール・ザット(1999/米) センターステージ(2000/米) 迷宮のレンブラント(1997/米) 乙女の祈り(1994/英=独=ニュージーランド) 愛する者よ、列車に乗れ(1998/仏) ラブetc.(1996/仏) オープン・ユア・アイズ(1997/仏=スペイン) ディナーラッシュ(2000/米) クローサー(2002/香港) ラン・ローラ・ラン(1998/独) チアーズ!(2000/米)が好きな人ファンを表示する

ことはのコメント************

★3メルシー・ラ・ヴィ(1991/仏)色調の統一された映像が美しく、少女二人の存在感もあいまって、前半まではもしかして傑作か?と胸が高鳴ったが、後半になるにつれて物語の道程が変容をきたして現実と虚構の入り混じった展開においてきぼりにされた。印象深い作品であることは間違いなく、また鑑賞してみたいと感じた。[投票(1)]
★4シーズンチケット(2000/英)二人の少年の暴走ぶりがエスカレートしていくのには、やりすぎに感じた部分もあったが、テンポのいい音楽を背景に爽快感抜群の出来となった。適度な笑いと適度な湿り気が織り込まれた快作だ。[投票(4)]
★4シューティング・フィッシュ(1997/英)ブロークダウン・パレス』で注目したケイト・ベッキンセイル目当てで見たが、映画自体も期待以上におもしろかった。スピーディな展開でスッキリ爽快。これは一服の清涼剤だ。[投票(1)]
★5恋人たちのアパルトマン(1992/仏)この映画を見て、ソフィー・マルソーの魅力にはまりました。無駄な描写が全くなく最後まで目が離せない恋愛映画の傑作。男優の気持に感情移入できないと見ていていらいらするだけかもしれない。[投票(1)]
★5プロヴァンスの恋(1995/仏)オリヴィエ・マルティネスがフランスのブラッド・ピットかはともかく、堅物の青年役をひたむきに演じています。話も前半から全力疾走。心して見るべし。[投票(1)]
★5恋におちたシェイクスピア(1998/英=米)豪華なセットに華麗な衣裳が美しい。2人が惹かれあう過程がやや唐突に感じたが、流れるように紡がれる会話が心地よく、舞台とベットでの会話が重なるシーンは見とれてしまった。[投票(7)]
★5十二夜(1996/英)ヘレナ・ボナム・カーターはあいかわらず達者な演技。顔の表情であれだけ訴えかけるものがあるというのはすばらしい。物語も起伏に富み笑いの場面あり、ほろりとさせる場面あり、で最後まで飽きさせない。[投票(2)]
★5マーサ・ミーツ・ボーイズ(1998/英=米)緻密な構成のジェットコースター映画。途中何度も「うまい!」と感じた。フランスのサスペンス映画の傑作『アパートメント』を彷彿とさせる多重視点の作りが絶妙。最後の着地もぴったりはまり、ニヤリとさせられた。[投票(1)]
★5スライディング・ドア(1997/英=米)ふたつの話を交錯させながら最後は見事な着地を決めてくれました。物語は何と言うことのない恋愛ものだが、アイデア、見せ方で勝利。[投票(7)]
★4パリのレストラン(1995/仏)いったい何人の人間が出てくるんだと混乱しかけたが、見ているうちに、それぞれの人物の輪郭がくっきりと浮かび上がってきて、みんな大好きになれる。躍動感に満ちた心あたたまる作品。[投票(1)]
★5タイタニック(1997/米)周囲から散々いいと耳にタコが出来るほど聞いており、そこまで言われたら見に行くしかないと劇場に見に行ったが、やはり言われるだけのものはあった。極上のエンタテイメントとして素直に楽しめた。[投票(9)]
★5アパートメント(1995/仏=伊=スペイン)練りに練った緻密な脚本、後半の息もつかせぬ展開、魅力的な女優陣、すべてが結末に向かって有機的に絡み合う構成に脱帽。茫然自失とはこのこと。[投票(3)]
★4理想の結婚(1999/英)グットウイルハンティング』のミニー・ドライバーは許せなかったが、この役はまだ見れる。少し見直した。テンポよく場面が切り替わり、登場人物の移り変わっていく心模様が見ものだ。上質の気分に浸れるイギリス映画。 [投票(2)]
★4リトル・ヴォイス(1998/英)普通じゃない』のユアン・マグレガーはいまひとつだったが、今回の内気な青年役は、はまり役。作品自体もノリのいい音楽にのってテンポよく進み、見ていてとても楽しい作品に仕上がった。[投票(3)]
★4他人のそら似(1994/仏)話はテンポよく進み、快調。最後まで飽きさせない。本物が偽者になってしまうという強烈な皮肉が痛々しい。映画としては良い。しかし…。シャルロット・ゲンズブール目当てに見たのだが、泣きを見た。ほんの一場面だけとは。あのパッケージは詐欺だ。絶対に詐欺です。あれはないです。あれはちょっとおかしいよ。あれは。(しつこい…)[投票]
★4ターミネーター(1984/米)あのしつこさには本当に最後まで、はらはらしっぱなし。ところでマイケル・ビーンは今どこに行ったの? けっこう好きだったのに…。[投票(2)]
★3すべてをあなたに(1996/米)演奏シーンがノリノリでよかった。同じテーマ曲が何度も演奏されたのに、見ていて飽きなかったのは撮影がよかったのだろう。リブ・タイラーの存在がもっと物語の中心まで食い込んでくるとよかったのだが、ちょっとあっさりしすぎた感じがして、最後もあっけなく、そこのところがやや不満な出来になった。[投票(2)]
★3シーズ・オール・ザット(1999/米)典型的な学園もので、人物造型もあまりに類型的で型にはまりすぎているが、かえってそれが、純粋にこの映画を楽しめる理由かもしれない。[投票(5)]
★5センターステージ(2000/米)最初から最後までノリノリのすっきり爽快系映画のベスト作品。音楽もマッチして彼女たちのダンスに込める情熱がビンビン伝わってきた。アマンダ・シェルの表情が本当にきらめいていた。そしてなんとも言えない柔らかくて優しい表情を見せてくれる。脇役のダンサーたちも、女優も男優もみな魅力的ですばらしい。安心して物語に身を委ねていればそれでいいということ。[投票(1)]
★5迷宮のレンブラント(1997/米)正直なところイレーヌ・ジャコブを見ることができただけでも、よしとしないといけないのだが、それを上回るほどスピィーディーでサスペンスフルな展開、贋作家の鬼気迫る姿に胸を打たれた。イレーヌ・ジャコブの美しさも堪能できたし、心配した結末もうまくまとまって、いうことなしです。[投票]
★4乙女の祈り(1994/英=独=ニュージーランド)ほんの些細なことから簡単に崩れていってしまう少女たちの内面心理が、怖くも美しい。 [投票(1)]
★4愛する者よ、列車に乗れ(1998/仏)この映画の雰囲気は、個人的には最大限気に入った。人物関係を把握できないまま見終わってしまったが、登場人物たちに味わいがあり魅力的。ストーリーも訳が分からなかったが、映像が斬新で流麗な様はかっこよく、スルメのように見れば見るほど味わいが増しそうな映画だ。[投票(3)]
★4ラブetc.(1996/仏)短髪のシャルロット・ゲンズブールも魅力的だ。三角関係が描かれている。成熟した彼女の、揺れ動く気持ちが上手く表現されているが、あの結末は少々いただけなかった。しかし、流れるような映像が美しく、テンポもいい。シャルル・ベルリングのストーカーまがいのしつこさも、見ものだ。重たい内容だが案外サラッと描かれているので、後味は悪くない。[投票]
★5オープン・ユア・アイズ(1997/仏=スペイン)とんでもない作品だ。のっけから洗練された映像美と恋模様に目が離せなくなり、事故をきっかけに、現実と虚構の入り混じった出口のない迷宮に、否応なく引きずり込まれていく。そして、さらに物語はぶっ飛んだ方向へと暴走。見ている途中から、シネスケに5点、5点!という点数が、意識朦朧としながらも何度も浮かんだ。『アパートメント』と『マトリックス』を足して2で割ったような傑作だ。 [投票(3)]
★4ディナーラッシュ(2000/米)熱気が漂う、臨場感抜群の厨房の様子がいい。料理が最高においしそう。厨房の人間模様を垣間見て、レストランに集う人々の華やいだ一幕を眺めることができる神の視点。表面と裏面を同時に俯瞰できる展開は、贅沢極まりないし、目が離せない。『パリのレストラン』を思い出した。『奇跡の歌』で注目のエドアルド・バレリーニは本当にいい表情している。彼の存在が物語を引き締める役割を果たしている。 [投票(1)]
★5クローサー(2002/香港)ここまでド派手だとは! のっけから、スー・チーが空中で回転する辺り、「うひゃー」とびっくり。すごい。痛快。終わってみたら、アクションシーンの連続で、体はコチコチ、どっと疲労感を感じた。そのわりに、あまり心に残るものはない。しかし、3人の女優の魅力とアクションシーンが満載で、言うことなし。個人的には『少林サッカー』で気になったビッキー・チャオが、最高。彼女の表情に見惚れた。[投票]
★3ラン・ローラ・ラン(1998/独)フランカ・ポテンテは、そんなに美しいというわけではないのだが、走る姿は見惚れてしまうこと間違いなしの、美しさだ。この姿を見るだけでも価値ありの映画だし、パラレルワールドの世界も微妙な違いが未来を変えてしまい、おもしろい。物語の奥深さや重厚さ、人物造詣を重視しなければ、これはこれで単純に楽しめばいいのかもしれない。欲を言えばもう一ひねりくらいほしかったかな。[投票(5)]
★4チアーズ!(2000/米)いやー、ハイテンションのノリもここまで徹底的にやってくれると、嫌味がまったくなくてよろしい。漫画チックなお決まりの展開も、脇目も振らず直球勝負。うーん、たまらなく爽快。最後のチアリーディングも衰えるどころか、最高の盛り上がり。いやいや、もう文句をつけようにも、細かいことなんかどうだっていいや、と思わせる開き直りがすごい。[投票(1)]