★4 | 八月のクリスマス(1998/韓国) | ちょっと前の日本のような風景に郷愁が溢れ思いっきり感情移入。しかし、淡々と描くのはいいが、あまりに起伏がなさすぎてラストもおいてけぼりに。ドラマ性という意味では彼の存在がそのままドラマなのだからこういう作り方も認めるものの、物足りなさが残った。 | [投票(1)] |
★3 | イルマーレ(2000/韓国) | あそこに家建てちゃうってことは広大な土地を持った大層なお金持ち。風景は美しいし、邦画がやらなくなってしまったストレートなロマンティックは存分に評価したい。でも、やっぱりピンと来ないのは終始感触がぬるいのだ。熱い感情がどこにもない。しかもあれは恋ではなく憧憬でしょ。 | [投票] |
★4 | 猟奇的な彼女(2001/韓国) | ちりばめられたエピソードが「積み重ね」ではなく、ただの「羅列」になっているため後半の深みが無理やりにしか感じられない。だからこの2時間は中盤で予想以上に失速する。是非作って欲しい1時間半のディレカット版。それでもこの作品、もう何回か観たい愛すべき作品なのが不思議。 [review] | [投票(2)] |
★3 | カル(1999/韓国) | 例えば謎が解明されない推理小説に出会ったらどうか。読者は駄作のレッテルを貼るに違いない。観客を最後まで引っ張っていく映像の力は確かに認めるが、その場の思いつきのような意味ありげなシーンも満載。3回観たらわかるのだとしたら、3回観させる訴求力も必要ってこと。 | [投票] |
★3 | ラブストーリー(2003/韓国) | 韓国映画にはまる気持ちはよくわかる。 [review] | [投票(2)] |
★4 | ブラザーフッド(2004/韓国) | スケールという点では確かにハリウッドに肉薄するスペクタクル。しかし、その内容があまりに兄弟の話に徹し過ぎているため、そのスケールを押さえつけてしまっているという結果に。そのため、時折彼ら自身が時代を翻弄しているように見えてしまうが残念。内容はしっかり手堅い。 | [投票(1)] |