「キャサリン・ヘップバーン」(わっこ)の映画ファンのコメント
ゑぎのコメント |
若草物語(1933/米) | どうにもキャサリン・ヘップバーンのキャラクタは好きになれない。 [review] | [投票] | |
メアリー・オブ・スコットランド(1936/米) | プロットは端折り過ぎの部分があり、呆気に取れらる展開を見せるが、流石に力のある画面に圧倒された。この物語の後(1603年以降)、現チャールズ3世に至るまで、イングランド・スコットランド、グレートブリテン、連合王国の王は、すべて、メアリーの直系子孫。 [review] | [投票] | |
男装(1935/米) | 確かに急展開過ぎたり、ほったらかしにされる人物がいたり、俄には首肯し難い心移りが散見されたりと、プロット展開上の難はあるのだが、見るべきは、キューカーのマルチ撮影+アクション繋ぎの演出と共に、ジョセフ・オーガストの撮影だ。 [review] | [投票] | |
素晴らしき休日(1938/米) | ジョージ・キューカーらしい繊細な傑作。冒頭数分でただ事ではない完成度を感じさせる。とにかくとてつもなく繊細な演出だ。 [review] | [投票(1)] | |
赤ちゃん教育(1938/米) | コメディ映画の最高作を敢えて選ばなければいけないとしたら多分これを選ぶと思う。映画館で最も呵々大笑した映画がこれ。ハワード・ホークスの奇跡的なコメディ。 [review] | [投票(7)] | |
フィラデルフィア物語(1940/米) | これ程巧妙に観客の興味をはぐらかせ、かつ全体として破綻無く収拾してしまう映画はちょっと他に思いつかないくらいだ。強いて云えばホークスの『三つ数えろ』と同じぐらいの奇跡的なプロット展開。 [review] | [投票(1)] | |
アダム氏とマダム(1949/米) | 特筆すべきは、パーティ・シーン。カメラワークと人物の出入りのコントロールも凄いが、別荘でのトレイシーとヘップバーンを映した8mmフィルムの鑑賞シーン。なんと自然で幸福感溢れることか! [review] | [投票] | |
去年の夏 突然に(1959/米) | 全体に演劇臭い嫌らしい映画なのだが、しかしモンゴメリー・クリフトがキャサリン・ヘプバーンの豪邸へ最初に訪問するシーンの会話劇から、カッティングは冴えわたる。オフで女の声だけ聞こえると思うと、ヘプバーンが部屋の中央の一人乗りエレベーターでまるで降臨するように登場する、というのは可笑しい。 [review] | [投票(1)] | |
招かれざる客(1967/米) | はっきり云って映画的な演出じゃない。ご立派な登場人物達、黒人メイドの作劇臭さ等唾棄すべきだ。しかしそれでも本作のキャサリン・ヘプバーンの造型については最大級の賛辞を贈りたい。彼女は殆どのシーンで目を潤ませている。こんな主演女優が成立している映画は空前絶後だ。彼女を見ていると私も涙が溢れてくる。 | [投票(2)] |