ジョン・ポリトの映画ファンのコメント
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バートン・フィンク(1991/米) | ニューヨーク演劇界の寵児を演じるのがジョン・タトゥーロであるというのがまず大いに舐めているし、ジョン・グッドマンの「I'll show you the life of the mind!!」という絶叫も意味不明でよい。「不快」の映画として立派に成立していると思う。 [review] | [投票(2)] | |
ミラーズ・クロッシング(1990/米) | 美術デニス・ガスナーと衣装リチャード・ホーナングの堅実な仕事によって大真面目なギャング映画のフォルムを保つ一方で、物語の推進力としてはジョン・タトゥーロのキャラクタを採用するあたりが現代的でありコーエン的なのだろう。ガブリエル・バーンとアルバート・フィニーの微妙かつ絶妙に紋切型を回避した造型もよい。 | [投票(4)] | |
ビッグ・アイズ(2014/米) | ティム・バートン的でありながら過度の人工性に陥らず、ゴシック調の黒・白にも偏らない鮮やかな色彩設計の美々しさは、ともすれば実在の絵画を題材としたことにも起因するのかもしれないが、いずれにしてもブリュノ・デルボネルの大仕事である。他意を孕まない爽やかな陽光が作家の新境地を予感させる。 [review] | [投票(1)] | |
バーバー(2001/米) | これは「言葉」をめぐる映画だ。それはビリー・ボブ・ソーントンのキャラクタのユニックさと無縁ではない。エド・クレインという「寡黙な男」を饒舌なモノローグによって造型していくという方法論。 [review] | [投票(2)] |