黒川通利の映画ファンのコメント
寒山拾得のコメント |
ぼっちゃん(2012/日) | 面白い映画なんだけど、件の悲惨な事件の動機を、この程度の虚しい青春の主題で纏めてしまう(それは映画独自の視点ではなく一般的な論調だった)のはいかにも小さく、もどかしい気がする。音楽はとてもいい。 | [投票] | |
湯を沸かすほどの熱い愛(2016/日) | 投げやりな構図や軽い劇伴も含めて70年前後のベタな人情喜劇のテイスト。監督は前振りと回収が劇作だという信念があるらしくこのオンパレードだがどれもいいものだ。昔よく使われた「良作」という評価が思い浮かぶ。 [review] | [投票(1)] | |
REVOLUTION+1(2022/日) | 一筆書きで描かれた山上徹也被告。作っただけで立派なのだが、全盛期の同時代並行作の充実度には遠く、リベラル畑のフツーの論説に留まる。若松プロ系のフェミニズムは意外と伝統かも知れない。ときに裁判はいつ始まるのだろう。 | [投票] |