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ヘンリック・ガレーンの映画ファンのコメント

プラーグの大学生(1926/独) ノスフェラトゥ(2024/米) 巨人ゴーレム(1920/独) 吸血鬼ノスフェラトゥ(1922/独)が好きな人ファンを表示する

にっぽんぱらだいす(1964/日)************

★5松竹群像喜劇。人物の表情が豊かで魅力的なのは、それぞれが独自の「ルール」を守っているから。そしてそれを互いに尊重しあっているから。ホント、いい映画です。 [review] (町田)[投票(3)]
★4前田陽一の処女作。この映画はちょっと甘いが大好きだ。溝口健二赤線地帯』や田坂具隆五番町夕霧楼』と比べてもこの『にっぽんぱらだいす』の方が愛着がある。なにしろ、香山美子の「お腹すいちゃった」には参った。 (ゑぎ)[投票(1)]
★4何という大らかさ。誰ひとり悪人が出てこない。当然、加害者も被害意識も存在しない。あるのは、男と女の社会史、つまり生活の全肯定だ。「笑い」ではなく、人の生をポジティブにとらえることで生まれる「清々しさ」の量において、本作は喜劇(喜びの劇)である。 (ぽんしゅう)[投票]
★5香山美子は『赤線地帯』の川上康子に違いない。とすればミゾグチの遺作を引き継ぐ処女作という大胆な構想を成功させて余りある傑作。感動的なのは喜劇というジャンルの懐の深さを認識させてくれることだ。 [review] (寒山拾得)[投票(2)]