コメンテータ
ランキング
HELP

ニーナ・アルハンゲリスカヤの映画ファンのコメント

ローラーとバイオリン(1960/露)が好きな人ファンを表示する

最後の人(1924/独)************

★4誇張による風刺劇、とも。現代に通じるものもある。 [review] (24)[投票(4)]
★4栄華を誇っていた主人公が一転して転落の人生に。それは第一次大戦で強国の誇りを打ち砕かれ、債務国に落ちぶれたドイツ帝国にそのまま重なる。[Video] [review] (Yasu)[投票]
★4冷たいようだが、米版より独版の方が良い。米版はピーンと張りつめて来たものを壊しているように思う。原題も“letzte mann”で・・・、 [review] (KEI)[投票]
★4無字幕サイレントとしても知られるが、まさにどこまでも「観れば解る」映像。ムルナウの技巧は当時の人には目を奪う魔術かもしれないけど、その魔術は映画が映画であるための本質に根差している。 [review] (くたー)[投票(2)]
★5云うまでもなく「回転」と「ドアー」はきわめて映画的な運動と細部であり、したがって巻頭第二カットをはじめとして独創的な撮り方で「回転ドアー」をフィーチュアしたこの映画はそれだけですばらしいのだが、それにとどまらず全カットが評言を加えてみたくなる、しかしそんなものはいっさい必要としない強い画面である。 [review] (3819695)[投票(3)]
★5映画史でも早いもの勝ちということがある。ラストの混乱は期待の地平を逸脱して抜群にカフカ的であり、以降この手法は本作の二番煎じと呼ばれるだろう。お仕着せ着たエミール・ヤニングスは明らかに「変身」の父親だ。 (寒山拾得)[投票]