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逆井清一郎の映画ファンのコメント

新東京行進曲(1953/日) 見上げてごらん夜の星を(1963/日) 楽天夫人(1956/日) ふりむいた花嫁(1961/日) モダン道中 その恋待ったなし(1958/日) 橋(1959/日) はだしの花嫁(1962/日) 昨日と明日の間(1954/日) 適齢三人娘(1951/日) 月給一三、〇〇〇円(1958/日) 張込み(1957/日)が好きな人ファンを表示する

牡蠣の王女(1919/独)************

★5人間を止めたがっている者ばかりが登場するこの人間機械論は、映像でもってなされるギャグのひとつの源流という感触がある。現代のユーチューバ―が科白無しのギャグのスケッチを撮ったら、相当数が本作に似てしまうのではないだろうか。 [review] (寒山拾得)[投票]
★4オッシー・オスヴァルダの跳ねっ返りぶりとハリー・リートケのいい男ぶり、そしてユリウス・ファルケンシュタインの怪演が揃って、何だ、面白いじゃないか。これこそがルビッチだよ。[アテネ・フランセ文化センター] (Yasu)[投票]
★3失礼ながら“こんなナンセンス喜劇”に注ぎ込まれた人員の多さとセットの豪華さに驚く。オッシー嬢の弾けっぷりも凄いが、金満に麻痺し何もせず寝てばかりいる成金ヴィクトル・ヤンゾンのふんぞり返った「裸の王様」のような威容が醜く滑稽で、不気味でもある。 [review] (ぽんしゅう)[投票]
★5圧巻の空間造型と驚愕の統制力、かててくわえてオッシー・オスヴァルダの破壊力である。天才ルビッチは既に完成している。映画の醍醐味の全てが詰め込められた肉厚の45分。古き良き19世紀文学のウィットを偲ばせるハンス・クレーリーの脚本もまた素晴らしい。 (町田)[投票]
★4ルビッチの中でも最も視覚的、直感的に笑える抜群に面白い映画ではないだろうか。ファーストカットは牡蠣成金クエーカー−ヴィクトル・ヤンソンの顔。太い葉巻を咥えている。4人の黒人の召使がいて、コーヒーを飲ませたり葉巻を咥えさせたり。 [review] (ゑぎ)[投票]