★4 | 中島らもの「白いメリーさん」を読んだのは、たしか高校生のときだった。とても悲しい話だったが、現実の「白いメリーさん」はもっと悲しい人物だった。 [review] (林田乃丞) | [投票] |
★5 | 本作を鑑賞中、家族や友人、そして今まで歓びを共有したが、もう二度と会うことのない人々の顔が浮かんで来た。メリーさんを通して出会いや思いやりの大切さが身に染みた。そして、卓越した構成力をもって、メリーさんを教えてくれた中村高寛監督に心から「ありがとう」を言いたい。 (牛乳瓶) | [投票(3)] |
★5 | すごく見慣れた街なのに、映画の中には私の知ってるヨコハマはなかった。この「ヨコハマの歴史」を観て、たかだか25年、私はまだまだこの街の新参者なんだと思った。 [review] (あちこ) | [投票(3)] |
★5 | 冒頭から涙が止まらなくなった。哀れみや悲しみの涙ではない。郷愁や共感とも違う不思議な涙。メリーと、元次郎と、ヨコハマの街を流れ去った数十年の時間。人が戦後と呼ぶその時間の中で、生まれ、育った私たちは、まぎれもなくメリーの子であり孫なのだ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★4 | 彼女をありのままに受け入れていた人々、そして街を通して語られる彼女の在り様は戦後日本の縮図である。 [review] (Master) | [投票(2)] |