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早春物語(1985/日)ファンのコメント

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婚期(1961/日)************

★4かなりどぎつい水木洋子の脚本だが、少し冷めた目で女たちを眺める吉村公三郎のゆとりが、そのまま上質のユーモアとなり、さらに宮川一夫の画が下世話な話しに品格すら与えている。ヒステリックな若尾文子と鷹揚な京マチ子の鞘あてが絶品。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
★4いやぁ〜、正月映画かと思うような豪華さだが、当時のポスターを見る限り正月映画では無いっぽい。['07.2.4新文芸坐] [review] (直人)[投票(6)]
★5嫁小姑の軋轢をメインにしてるが世界はそこに留まらず拡散する。全くロクなもんが居ないというニヒリズムが根底にあるのだが艶っぽさが絢爛で覆い隠される。入浴シーンのエロティシズムや随所の俯瞰ショットと「黒色」への拘りなど宮川の趣味が炸裂する。 (けにろん)[投票(2)]
★4素晴らしい喜劇だ。それは多く、水木洋子のシナリオに拠っているのだが、吉村公三郎の演出も第一級だと思う。宮川一夫の撮影がどれほど演出に貢献していたにしても、それでも吉村は素晴らしいと思う。こゝでは若尾文子野添ひとみ高峰三枝子京マチ子北林谷栄も天才的だ。 (ゑぎ)[投票(2)]
★3前半いまいち乗れないのはもっぱら笑いが台詞から生じる性質のものだったからだろうか。アクション(ファッションショーのリハでの、壇上の妾と船越英二の合図、それを目撃する高峰三枝子)や小道具(机上を転がり落下する卵)で発生する視覚的な笑いがもっと欲しいと思っていたら、後半はそれが増えて中々楽しめる。宮川一夫はいつものごとく絶品。 (赤い戦車)[投票]
★4細かい描写のいちいちが黒い。「いじわるばあさん」とか「ダメおやじ」とか、あの頃は映画に限らず家庭内ブラックユーモアが全盛だったのは何故なんだろう。京マチ子好演、若尾文子ハマリ役。インスタントラーメンは2分だったのか。 (寒山拾得)[投票]
★4男性としてはニヤニヤしながら見られて愉快ゝ。 京マチ子若尾文子野添ひとみ高峰三枝子の小気味良い会話と当時50歳という恐るべき北林谷栄の味わい。キネマ旬報脚本賞も納得の隠れた?傑作です。 (TOMIMORI)[投票]