★4 | ここにおいて物語の経済学は完膚なきまでに葬り去られる。長すぎるフィックス・速すぎる切り返し・ミシェル・ピコリの身体/顔面・鏡・照明、がかたちづくる「無駄な/過剰な」カット群の魔力。それがつまりは、とりあえず「映画」と呼ばれている何ものかである。 (3819695) | [投票(1)] |
★5 | ファーストシーンからオリヴェイラの息遣いがこちらに伝わってくる秀作だ。うまい。映画の文法というものが100%完璧に伝わってくる。その心地よさ。
[review] (セント) | [投票] |
★5 | 変態者の時を越えた奇跡的対峙、あるいは磁石の対極のごとく永遠に反目する同嗜好者。類は友を呼ぶとでもいうべきアンリの、セヴリーヌへのアブノーマルな偏執ぶりは、そのままオリヴェイラ監督と作品の関係に置き換え可能。それは経年と執着が生む歪んだ緊張感。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★4 | 70分という短さは嬉しいが、毒気はあまりなかったし、くえない感じも薄め、独特の間(ま)は健在。 (なつめ) | [投票] |
★4 | 娼婦を無視してバーテンと軽口を叩きながらウヰスキーをダブルで飲んだり、熟女と高級料理に舌鼓を打つような爺さまにわたしはなりたい。
(TOMIMORI) | [投票(1)] |