★5 | 毒を以て毒を制す。アメリカの映画人、誰もがそれっぽい言い訳をしては避けて通る獣道、その道をデ・パルマは敢えて往く。あの場所にいた多くのイラク人と一部のアメリカ人同様、不当に扱われ誤解と屈辱に塗れた者にしか描けぬことだから。 (Lostie) | [投票] |
★5 | デ・パルマのド本気。「アメリカ」の映画。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(3)] |
★4 | その一切すべてを劇的なものとしたくないという強い意志を感じる。カスみたいな出来事だからカスみたいな映像にしてやるという悪意。イラク戦争はそのすべてが最低の出来事だということだ。擬似ドキュメンタリーにしたのは低解像度で撮るための言い訳だろう。 [review] (ジョンケイ) | [投票] |
★4 | 面白いっちゃ面白いんですが・・・ [review] (TM(H19.1加入)) | [投票] |
★4 | イラクに派兵された米軍の無法さをストレートに描き、それだけに見るものにいちいち突き刺さるものがある。実際に起きた事件を題材に、あくまで題材にした上で自己の主張を衝撃的なやり方でたたきつけ、デ・パルマ監督の覚悟を感じさせる。 [review] (シーチキン) | [投票] |
★3 | 冒頭15分に状況設定として示される検問所の光景。何も起こらなくても何か起こりそうなあの緊張感こそがデ・パルマの映画としての本作の白眉であった。 [review] (ナム太郎) | [投票(1)] |
★3 | 序盤の監視所があるバイパス入口の半端な静謐が支配するサバーブ的状況設定が秀でており、緊張と倦怠の綯い交ぜな描写は素晴らしい。ただ、中盤以降は、真摯ではあるが提議される問題もそれを描く手法も新味が無い。デ・パルマだから敢えて言いたいのだ。 (けにろん) | [投票(3)] |
★3 | 『カジュアリティーズ』('89)の監督だけあって同様の甘さに苛つく。☆3.0点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票] |