★5 | 現代版「東京物語」ですね。正面からオーソドックスにカメラに向かうその強さと、5編のエピソードを色濃く人生模様に紡いだ小林の手腕はやはりただものではない。一つ一つのエピソードが我が心に深く入り込んでしまった。
[review] (セント) | [投票(4)] |
★5 | 地味な物語と、全身をフレームに入れたロングショットのおとなしい構図が大半だからこそ、粒よりの役者たちの人生の「味」が存分に堪能できる。出会いと別れの妙をしっとり感じさせる、ロードームービーの秀作。 [review] (シーチキン) | [投票(3)] |
★5 | 今、多くの人に見てもらいたい作品です。
[review] (TM(H19.1加入)) | [投票] |
★5 | 「走れメロス」ならぬ「走れ春」。けなげだなぁ。92/100 (たろ) | [投票] |
★3 | はじめ激怒しながら登場して厭悪を抱かせるも徐々に可愛げを覗かせて好感に転じさせるが、それは年齢不相応に幼稚な甘えに過ぎなかったことが露見して苛立たせ、しかし最終的にはそれも含めて愛すべき人物であると肯定的に受け容れさせる――仲代達矢の演技設計は少なくとも私には有効だった。 [review] (3819695) | [投票(5)] |
★3 | 丁寧にショットを重ね、画面そのものに語らせる、律儀なまでの構築性に感心するが、どうも乗り切れないのは、シンプルなようでいて意外と盛っている音楽の過度の感傷性と、主演二人の仰々しい演技。 [review] (煽尼采) | [投票(4)] |
★5 | [ネタバレ?(Y1:N2)] 佳作。仲代の(適格か過剰か)演技についつい目が行ってしまうが、この旅によって表れてくる5組の人生を共感と共に味わいたい。そして主人公2人の本質が段々と明らかになる、最後には力関係が逆転するというホンの構成の見事さに感嘆したい。 (KEI) | [投票(1)] |