★4 | 『エグザイル』以上に馬鹿げた話で、はっきり言って笑えてくるんだが銃撃戦は相変わらず最高です。月夜の森(月が雲に隠れて真っ暗の中、光る発射炎の美しさ!)、雨中のアパート、強風が吹き荒れゴミ切れが舞う荒野、ラストの銃撃戦、どれも素晴らしい。 (赤い戦車) | [投票(2)] |
★4 | 自分の決めたルールは必ず守る。過ぎたことをぐちぐち悔やんだり、ひとのせいにしたりしない。約束は必ず果たす。そして遊び心を忘れない。ジョニー・トーの描く男達はいつも大体同じだが、そのたびにしびれる。 [review] (イリューダ) | [投票(1)] |
★4 | 意味を失わなければプロ根性を確証できない倒錯も作品そっちのけで表現者の限界に挑むサイモンの歓喜もしょせんは好ましい馴れ合い。この楽園から疎外された異邦人に手をさしのべるのは、ジョニー・トーの大いなる天然。 (disjunctive) | [投票(1)] |
★3 | 実に明快な作品。顔を確認するという行為で繋がれる絆と記憶。顔を見合って食卓を囲むこと。この二つの反復が情動をかき立てる。 [review] (煽尼采) | [投票(6)] |
★4 | 題名が少々気恥ずかしく、チケットを買う時に苦労したが、それにしても相変わらずこのスタイリッシュな男気、映像を見せられては、恥ずかしくもにんまりしてしまう自分に気づく。
[review] (セント) | [投票(3)] |
★3 | 序盤のホテルでの襲撃シークェンスのスタティックな構図とローリングするカメラ使いに期するが、又かの仲良し親爺どもの青春遊戯のリフレインに心折れる。100年前の開拓時代の信義則を信奉するジョニー・トーにピエロの自覚があれば未だしもなのだが。 (けにろん) | [投票(2)] |