★3 | ラース・フォン・トリアーの病んだ世界観が凄すぎて逆に笑える・・・ [review] (TM(H19.1加入)) | [投票(1)] |
★3 | 大仰なタイトルに心して鑑賞に臨むも、悲嘆、苦悩、混沌、絶望などと居並ぶ思わせぶりなキーワードは掛け声だおれ。イメージ造形が非力で二人の感情の揺れなど一向に立ち上がってこない。終わってみれば、興味本位でただ偏屈なだけのキワモノホラーの様相を呈す。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★3 | もし、本作の「性的」なシーンによってラース・フォン・トリアーが観客に衝撃を与えるつもりであったなら、やはりぼかしては意味がない。成人映画でも性器露出を禁止する日本では無理からぬことだが、そのために本作の衝撃性が薄まったのは残念である。 (Master) | [投票] |
★3 | 笑えるか笑えないかで云ったらそりゃ笑えない時間のほうが長いのだけれども、フォン・トリアーに特有の不謹慎なギャグの感覚はここでも全篇に脈打っている。実際に過去の一時期「イエス・キリスト」を生きた人を『アンチクライスト』なる映画の主演俳優として迎えようというのがそもそも大いに悪ふざけ。 [review] (3819695) | [投票(5)] |
★3 | ゲンズブール、これは演技なのか?悪魔そのもの。 68/100 (たろ) | [投票] |
★4 | 再生が語られるかと思うそばからの予想外の急展開。「マタイ受難」な落としどころを擦り抜け最果てに提示される全否定。その意味することの可否や好悪を乗り越え、世界に1人背を向けて立つトリアーの孤絶感。少なくともその鮮烈な気概には敬意を感じる。 (けにろん) | [投票(2)] |