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アデル・エネルの映画ファンのコメント

燃ゆる女の肖像(2019/仏) 午後8時の訪問者(2016/ベルギー=仏) 黒いスーツを着た男(2012/仏) スザンヌ(2013/仏) ブルーム・オブ・イエスタディ(2016/独=オーストリア) 水の中のつぼみ(2007/仏) BPM ビート・パー・ミニット(2017/仏)が好きな人ファンを表示する

早春(1970/英=独)************

★415歳の少年にとってこの公衆浴場がすでにDeep End。義務と服従の白衣を脱ぎ捨てて、黄色いコートを颯爽と翻す自由で勝手気ままなお姉さん(J.アッシャー)。童貞少年の白衣の内側は、自分も気づかぬうちに血色に塗り込められる。未熟者の純情を浸食する「赤」色。 [review] (ぽんしゅう)[投票(2)]
★4公衆浴場の場末でニッチで猥雑で尚且つ空虚であるという環境設定が異世界めき、そこでは何が起っても必然という臨界間際の剣呑が充満しているかのよう。童貞少年の年上お姉さんへの憧憬は終に暴走せずインポテンツに自閉するが幽界が侵食し破綻へと誘うのだ。 (けにろん)[投票(3)]
★4引きつけられるのは配色の素晴らしさ。原色のポップさにエージングが施されて渋い。当時のゴダールの極彩色を批評した具合だ。 [review] (寒山拾得)[投票(3)]