★5 | 剃刀で切られるような進行形現在に寄り添う長焦点カメラの優しさが寧ろ痛ましい。ラブホ浴室でのピン送りはアイデアではなく必然。敷衍される過去が内包する破綻の萌芽が哀しい。だが、それでも皆生きていくしかない。カサヴェテス的ドラマの真継承作。 (けにろん) | [投票(5)] |
★5 | さながらポップになったカサヴェテスといった趣。パンフによると主演2人はほぼアドリブらしいです。鬼だな。エンドロールの痛切な美しさ! (赤い戦車) | [投票(2)] |
★4 | ライアン・ゴズリングとミシェル・ウィリアムズのルックスの組合わせがどこか当世風でない。私は過去のゴズリングにロバート・ドーナット、現在のゴズリングにウォーレン・オーツの面影を見ていた。『ガルシアの首』のオーツがまともな家庭生活を営もうと試みた姿、それがこのゴズリングではなかろうか。 [review] (3819695) | [投票(3)] |
★5 | 愛とか恋とかよくわからないけど…切ないってこういうことなのかな。完成度の高さ、そしてこのエンドロールの美しさ…!素晴らしい。 (あちこ) | [投票] |
★4 | フランソワ・オゾンの『ふたりの五つの分かれ路』を思い出した。現実的すぎるほど現実的で好感は持てるが、何か救いがあれば"好きな映画"とか"良い映画"と思えた気がする。 (モロッコ) | [投票(2)] |
★4 | 愛の映画だなんて、そんな生易しいものではないだろう。この映画は、男と女のある一つの出会いと別れの話であり、それを風景として映像化した息の詰まりそうな厭な映画でもあります。
[review] (セント) | [投票(4)] |
★4 | ちゃんと話し合わんからや…と他人事だと簡単に言える。しかし相当にキレのある映画。 [review] (ドド) | [投票(1)] |