★4 | 若干食傷な題材なのだが、ロケやセット美術にしても役者の演技にしても、描くべき事象に愚直なまでに正対し一切逃げてない。そこに心打たれる。通常避けても構わないヒトラーまでもが当たり前のように描かれボロも見えない。演出が大構えで素晴らしい。 (けにろん) | [投票(2)] |
★4 | 『サラの鍵』はまだ見ていないが、と前置きをした上で云えば、数多あるユダヤ人迫害映画とこれを決定的に分かつのは「自転車競技場」の存在だ。空間的なスペクタクル性もさることながら、状況の混沌を炙り出す演出が厳しく、フェアだ。収容所にもかかわらず、ここでの子供らは無邪気に駆け回りさえする。 [review] (3819695) | [投票(2)] |
★4 | ちょっとまとめきれていない部分もあるが傑作。物を手渡す、目を合わせる、手を触れる・・・感傷的な描写ではないが、カメラは雄弁にものを言っている。 [review] (赤い戦車) | [投票] |
★4 | いったいこういう別れがいくつあっただろう、と考えると気が遠くなる。子供たちの眼、そして久々に回転木馬が印象的な映画。 (ドド) | [投票(1)] |
★3 | タイトルからストーリーがすべて分かってしまう−そして、それ以上のこともないのは残念だった。が、今この映画をつくる意義は“風化させないこと”。これに尽きると思う。それには十分応えてくれた。 (KEI) | [投票] |