ソク・ドンジュンの映画ファンのコメント
魚と寝る女(2000/韓国) パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女(2022/韓国) 復讐者に憐れみを(2002/韓国)が好きな人 | ファンを表示する |
メランコリア(2011/デンマーク=スウェーデン=仏=独) |
ジャスティン(キルスティン・ダンスト)によって具現化されたトリアーの消滅願望は、有無を言わさぬ傲慢さで宴の参加者(世俗)を退け、禍々しいまでに圧倒的な手段で完全消滅を目指す。耽美主義極まる自己美化に呆れつつも「悩める作家」の身勝手さに感服する。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
世界三大珍味監督の一人、絶望好きのラース・フォン・トリアーが描く「揺らぎから絶対」。人にはオススメできないが、俺はめっちゃ楽しかった。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(5)] | |
なんと醜悪にして美麗なフィルムの残影か。精神に軋みを生じ、すくってもすくっても浮かび上がる人間の醜さが、『トリスタンとイゾルデ』のメロディに乗って周囲の世界をも呑み込んでゆく。醜さとは人間の弱さであり、それが他者に向け牙を剥いたとき最も恐ろしい存在へと昇華する。冒頭のスチルのようなコラージュ・アニメを味わうだけでも映画的感興を充分に呼び覚まされるし、ラストには鳥肌が全身を走り抜けた。 [review] (水那岐) | [投票(4)] |