★5 | 一部の富裕層のために下層の地球市民が放射線を大量に浴びてしまう。これ、原発に置き換えたらSFじゃなくて今の日本の話でもあるよね? 高度先進医療だって程度の差こそあれ、富裕層にしか受ける権利はない。臓器移植もそう。莫大なお金を用意してエリジウムではないけれど海外に行かないと移植治療は受けられない。 [review] (IN4MATION) | [投票] |
★5 | オープニングクレジット、タイトルクレジット、エンドクレジット、いずれにおいても「横三本線」の「E」。「縦線」を欠いたそれは、この世は不完全なものだらけという寓意なのだろうか? [review] (シーチキン) | [投票(2)] |
★4 | つまるところ、展開の不備を言い募ればひたすらに救いのない話になるということか [review] (HAL9000) | [投票(2)] |
★2 | 寄ったと思えば引き、引いたと思えば寄る。主観・客観がごちゃ混ぜになっており、一定した視点の欠如が深刻。3台の密航船を撃墜しようとするシーンが特に分かりやすい例。密航船の内部、エリジウムの外観、ジョディ・フォスターのアップ、地上のシャルト・コプリー。視点が統一されていないから酷い繋ぎになる。 (赤い戦車) | [投票] |
★5 | 10番煎じな格差未来社会への言及は体裁なのであって、已む無くメタモルフォーゼの憂き目に遭い成り行きから命を賭する男の生き様が惻惻と沁みるロマンティシズム。贅沢に使い棄てられる主要キャラ群やCGに於ける俯瞰・仰角使いの理想的巧みさが堪らない。 (けにろん) | [投票(1)] |