★4 | 21世紀にまだこんな世界が残っているとは、まったく驚きだ。こんな世界には‘男と女の愛’とか‘恋愛’なんてものはあるのだろうか?それが暗示される2人の未来に期待したい。 (KEI) | [投票] |
★4 | 闘う少女の小さな「ひとり革命」。欲望と希望が同意の怖いもの知らずの少女は、コーラン暗唱という道徳の強請をも、あっさりと「違う明日」を具現化する手段にすり変えてしまう。さり気なくも印象深く告発されるサウジの女卑事情の理不尽を知る貴重な映画体験。
(ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★4 | チャドルの下に隠され、醸成されたこの国の長幼を問わぬ女性たちの素顔は、それゆえに何とコケティッシュなことだろうか(思えば理想の花嫁像として見られた日本の「かつての」大和撫子たちも、このように扱われていたのだ)。極めてプリミティヴな撮影法で繋がれたこのフィルムにおいて、少女の不敵で痛快な行動は、だからこそ否応なしに観る者の目を奪うのだろう。 (水那岐) | [投票(1)] |
★4 | ハナシは少女の青春記のような形式にはなっているが、その女性蔑視にただただ驚愕するのみ、、。 [review] (セント) | [投票] |
★3 | 必死でチャリこぐ少女の見るからに喜びを体現する様は確かに微笑ましいのだが、彼女は都度言及される女性を虐げるサウジの因習に対しプロテストしてるわけでなく、個人的な価値観に準拠してるに過ぎないところがドラマトゥルギーとして弱い。目新しくもない。 (けにろん) | [投票] |