ジャン・リュック.. | チャップリン | 小津安二郎 | ヒッチコック | ジャッキー・チェ.. |
少女は自転車にのって (2012/サウジアラビア=独)
Wadjda
[Drama]
製作総指揮 | クリスチャン・グランデラス / ルイーズ・ネンショフ / ベッティーナ・リックレフス / レナ・ロンソン / ハラ・サーハン |
製作 | ゲルハルト・マイクスナー / ロマン・パウル |
監督 | ハイファ・アル・マンスール |
脚本 | ハイファ・アル・マンスール |
撮影 | ルッツ・ライテマイヤー |
美術 | トーマス・モルト |
音楽 | マックス・リヒター / セバスティアン・シュミット |
衣装 | ピーター・ポール |
出演 | ワアド・ムハンマド / リーム・アブドゥラ / アブドゥルラフマン・アルゴハニ / スルタン・アル・アッサーフ / アフドゥ / アルアヌード・サジニー / ラファ・アル・サーニア |
あらすじ | サウジアラビアのリヤド。ワジダ(ワアド・ムハンマド)は、宗教服の下はジーンズとスニーカーという活発な10歳の少女。戒律の厳しい学校で先生からにらまれている問題児だ。おてんばな彼女は、男友達が乗りまわす自転車が欲しくたまらない。お母さん(リーム・アブドゥラ)にねだってみるが「女の子が自転車なんてダメ!」ととりあってもらえない。そこでワジダは、コーラン暗唱コンクールの優勝賞金を狙って苦手な勉強に打ち込み始める。一方、男の子が生めない母は、夫が第2夫人を迎えようとしていることを知って気が気ではない。映画館の設置が禁じられ映画産業が存在しないという同国で、女性監督によって撮られた初の長編映画。(98分) (ぽんしゅう) | [投票] |
闘う少女の小さな「ひとり革命」。欲望と希望が同意の怖いもの知らずの少女は、コーラン暗唱という道徳の強請をも、あっさりと「違う明日」を具現化する手段にすり変えてしまう。さり気なくも印象深く告発されるサウジの女卑事情の理不尽を知る貴重な映画体験。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] | |
チャドルの下に隠され、醸成されたこの国の長幼を問わぬ女性たちの素顔は、それゆえに何とコケティッシュなことだろうか(思えば理想の花嫁像として見られた日本の「かつての」大和撫子たちも、このように扱われていたのだ)。極めてプリミティヴな撮影法で繋がれたこのフィルムにおいて、少女の不敵で痛快な行動は、だからこそ否応なしに観る者の目を奪うのだろう。 (水那岐) | [投票(1)] | |
イスラム教がしっかりと生活に根差している、サウジアラビアの生活の様子の一端が垣間見れる。価値観の違いに驚きつつも、爽やかな気分にさせてくれる良作 (irodori) | [投票] | |
21世紀にまだこんな世界が残っているとは、まったく驚きだ。こんな世界には‘男と女の愛’とか‘恋愛’なんてものはあるのだろうか?それが暗示される2人の未来に期待したい。 (KEI) | [投票] | |
サウジの女性たちの不条理さだけを前面に押し出してる訳ではなく、ワジダのエネルギーから共感を呼ぶような作り。文化や宗教観は否定しないけど、色々なことがどんどん変化していくと良いな。 (あちこ) | [投票] | |
ハナシは少女の青春記のような形式にはなっているが、その女性蔑視にただただ驚愕するのみ、、。 [review] (セント) | [投票] | |
必死でチャリこぐ少女の見るからに喜びを体現する様は確かに微笑ましいのだが、彼女は都度言及される女性を虐げるサウジの因習に対しプロテストしてるわけでなく、個人的な価値観に準拠してるに過ぎないところがドラマトゥルギーとして弱い。目新しくもない。 (けにろん) | [投票] |
Ratings
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計 | 15人 | 平均 | (* = 1)
POV
対テロ戦争とイスラム主義 (袋のうさぎ) | [投票(15)] |
Links
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