★4 | 幽閉状態で数十年を過ごしてきた徳江(樹木希林)にとって、人以外の森羅万象との対話は必然であっただろう。にもかかわらず、人との交流を求め、万感の喜びを得るものの、そのつかの間の安らぎを一方的に断ち切るのもまた、心ない人の情であるという悲しさ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★4 | ドン詰まりの男と行き場ない女子高生のゆっくり死んでゆく如き日常をそれでも慈しむかのようなカメラ使いが良い。そして再生リアクターとしての樹木の苛烈な一生も呑んで溜める佇まい。水野の使い捨ても許せる包容力だが永瀬の2度泣きが致命的。 (けにろん) | [投票(2)] |
★5 | あん作りの始まりから終わりがきっちり静かに描かれていて秀逸。物語に波紋をもたらす浅田美代子の存在感と演技が非常に巧いと思う。現在(いま)をどうすることもできない永瀬正敏の行き詰まりが身につまされる。 (サイモン64) | [投票] |
★4 | 樹木希林の怪演に尽きる(レビューは『朱花の月』にも言及)。 [review] (寒山拾得) | [投票(3)] |
★4 | しっかりしたよい映画だ。見せ方★4.5 役者★4.5 話★4. [review] (ぱーこ) | [投票(1)] |