★4 | 事態の進行も物語の教条性もキツネにより多くのものが付託されていて、ウサギが当事者だとは言い難い。にもかかわらずウサギの視点で語られるから、キツネの段取りが万能すぎて、物事が円滑に進み過ぎるように見えてしまう。 [review] (disjunctive) | [投票(3)] |
★5 | 事件核心に刻々と迫って行き、各エピソードが絡み合って来る傑作警察小説ならぬ警察映画。それも目利きのシネスケコメントを読んで、あぁそうだったのかという高レベルではなく、観ていてそれとわかる。これぞ正統派警察映画。 [review] (KEI) | [投票] |
★4 | どぎつい感情表現を可能にする異形者という設定にまたかと思うも、ひとすじの感情を生み出すストーリー作りは丹念で、上手い。
[review] (G31) | [投票] |
★4 | 作中動物の種的特徴は作劇とキャラクタ造型には念入りに織り込まれても、活劇には存分に反映しない(最良のアクションは「電車」がもたらすだろう)。真に種々雑多の動物からなる活劇を目指したならば、鳥類による飛行アクションを無視するはずがない。総じて、ここでは非哺乳類の排斥が行き過ぎている。 [review] (3819695) | [投票(1)] |
★4 | とにかく表情がいい。アニメ大国日本様も最近ではCG作品にこなれてきたものの、これを観てしまうとやっぱり敵わないなあと思ってしまう。引き出しいくつあるんだよって突っ込みたいくらい様々な表情、そして動きをしてくれる。物語は使い古したネタではあるが、でも、たぶんそれがいいんだな。変にこねくり回してなくて。 (tkcrows) | [投票(1)] |