阿部顕嵐の映画ファンのコメント
空飛ぶタイヤ(2018/日) 探偵マリコの生涯で一番悲惨な日(2023/日)が好きな人 | ファンを表示する |
独裁者と小さな孫(2014/グルジア=仏=英=独) |
「自分ならどうする?」という問いを、そしてそれがほとんど固有名詞のない物語だからこそ、ズシンと重たい、そしてかろうじて耐えられるような問いかけをされたように思う。 [review] (シーチキン) | [投票(2)] | |
多分に寓話的導入からリアリズム世界になだれこむ訳だが舞踏人形と化した孫の愛らしさと独裁者の意外な処世テクがシビアな現実との緩衝となっている。それでも何万人も殺戮した男は惨殺されるべきとの思いを噛み殺し未来の希望に仮託したい。そういうダンス。 (けにろん) | [投票(2)] | |
同床異夢の男たちの円陣を追うキャメラが素晴らしい。映画でしか描けない理想が確かにある。 [review] (寒山拾得) | [投票(4)] | |
どうも腑におちない。独裁者もまた人なり、で良いのか。悪は悪だし、罪は罪だろう。寓話を語るまでもなく、現実に権利を奪われた民が苦境にあえいでいるのに。特権少年は何も知らずに、ただ踊っていればいいのか。世界中で子供の命が容赦なく奪われているのに。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] |