★3 | 登場人物は紋切り型。中高女学生受けを狙って、可愛いペンギンを出したが、本格SFっぽい異次元空間物語とのマッチングは無理がある。筋は通っているが、すっきりしない。画が穏やかで、音楽また宇多田の主題歌も暖かい。そんな雰囲気を楽しむ作品だろう。 (KEI) | [投票] |
★4 | 松本零士の世界が好きな人なら気に入ると思う。もちろん私は気に入った、というか私もお姉さんに「少年」と呼ばれたい。 [review] (シーチキン) | [投票(3)] |
★3 | 平穏な日常が異物混入により変容し少年少女が大活躍して平穏を取り戻すというウンザリな中二病世界だが、おっぱいへの異様な拘りと蒼井優のリアリズムが世界に風穴を開ける。ひと夏の経験で少年は何かを永遠に喪うという鉄板テーゼが辛うじて刻印された。 (けにろん) | [投票(2)] |
★4 | 「動き」の面白みを前面に押し出したスペクタキュラーな見せ場は、あるいは「ただのジブリのエピゴーネン野郎」と石田祐康を呼ぶ誘惑に人を駆り立てるかもしれない。だが、若く柔軟なスタイルは見逃してはいけない特性だろう。そして作家的には決して教条主義を奉じるクソマジメ男ではなく、健康的なエロスの誇示もする作家性には好感がもてる。 [review] (水那岐) | [投票(1)] |