★5 | なんと黒沢のカント主義宣言。高橋一生は9.5ミリ映画で世界を救わんとする(含『河内山宗俊』のネタバレ)。 [review] (寒山拾得) | [投票(8)] |
★4 | リアリズムにこだわらず、芝居がかった演出で緊張感を生み出し、暗い時代の陰鬱で重苦しい雰囲気を、現実以上の迫力で真に迫って描いた良作だと思う。 [review] (シーチキン) | [投票(2)] |
★5 | なかなか決まっとる映画でございます。黒澤も洗練され、全く無駄がない。これが元テレビドラマだなんて思えないほど黒澤のいいところが詰まっています。たまにこんなピシッとした作品を作るんだね。自由度の大きいホラーめいた作品が好きな私だが今回はブラボー! [review] (セント) | [投票(2)] |
★4 | 聡子は秘密を共有して初めて生きる意味/実感を得た。
囮に使われてもなお、彼女は優作の書いた物語を生きている。
その充足。アマチュア映画監督と女優の物語。
黒澤らしい危ういバランスのリアリティで成り立つ映画だが、これを成立させた蒼井優と云う女優の凄さ。 (pori) | [投票] |
★3 | 山田洋次仕込みの滑舌で<戦時女優>となった蒼井 優と、高橋一生による夫婦の駆け引きドラマ。枠内でありながら予想を超える格調と美しさに、次第に惹き込まれていった。しかし最後の纏め方は蛇足と尻すぼみに。☆3.7点。 (死ぬまでシネマ) | [投票] |